活動レポート

活動レポート

冬の自然観察会

どっぽ子どもクラブ (東京都)

活動日:

2022年02月05日

実施場所:

武蔵野市立境山野緑地

参加メンバー&サポーター数:

12人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

 気温が低い日が続き、特に気になる外来種の植物は見当たりません。目につく生き物もいません。でも生き物はどこかにいるに違いないと思って、冬の生き物探しをしました。
 そうしたら、いました。木に付けてある、ナンバープレートの裏側に見つけました。
 木の枝の先には、さるの顔のようなものがありました。オニグルミの冬芽だと教えてもらいました。その他、ハラビロカマキリの卵、カメムシの卵、鳥のエナガなど、生き物がたくさんいることが分かりました。

参加者のようす

熱心に観察していました。何か一つ見つかると、同じものが周りにいないかと探して、見つけることができると大喜びでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

夏の雑木林は、セミの鳴く声がにぎやかで、昆虫もたくさんいるけれど、冬の雑木林は静かで生き物もほとんどいないみたいでした。でも探してみたら、いろいろな生き物がいることが分かりました。ナンバープレートの裏に隠れていたのは、寒くないようにそこにいたのかなと思いました。

その他

講師には、昆虫にくわしい、NPO birthの東浜レンジャーを招き、みんなで冬の雑木林を楽しみました。

<むさしのエコreゾート ディレクター、コーディネーターより>
どっぽ子どもクラブのみなさん、こんにちは!!
「冬の自然観察会」のレポートをありがとうございます。
冬の雑木林の中には、静かに春の準備をしている生き物がいろいろいるのですね。
オニグルミの冬芽には、春が来た時に急速に成長するために必要な材料が含まれているようです。
カメムシの卵は落ち葉の下で小さな集団を作って越冬します。
観察会で外にでると、いろいろな発見があると思います。
春夏秋冬の雑木林の様子をこれからもレポートでお知らせください。
楽しみにしています。

<応援団より>
どっぽ子どもクラブのみなさまへ
冬の森での自然観察会おつかれさまでした。
「境山野緑地」はとてもすばらしい緑地ですね。まちのなかにこれほどきちょうな緑が、地いきの強い声で保全(ほぜん)されていると聞きました。
さて、雑木林(ぞうきばやし)は季節で景色ががらりと変わる森ですね。そのなかにすむ生き物のいとなみも多様であることも学べたと思います。身近にこれほどの森がのこされていることは、生き物にとっても子どもたちにとっても本当にありがたいことですね。別の季節にも観察に行ってみると、またいろんな発見がありそうですね。
次のレポートも楽しみにしています。
エコまる
どっぽ子どもクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名どっぽ子どもクラブ
  • 所在地東京都
  • クラブの種類その他

クラブ写真

住宅街の中に残された雑木林を活動場所として、みんなで、自然の中で遊び、自然について学び、自然を守っています。小さな雑木林ですが、自然がいっぱい、2016年に始まりました。雑木林で見つけたものや分かったことを、地域のイベントで皆さんに紹介しています。子どもも大人も、一緒になって、地域の自然を守っていきたいと思います。

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