活動レポート

活動レポート

島原「和蝋燭」作り体験

キャンパーズ (長崎県)

活動日:

2021年12月12日

実施場所:

島原市有明町

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会
  • 葉・樹木 葉・樹木

SDGs:

  • SDGs:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:つくる責任つかう責任

活動内容

島原市有明町には古くから和蝋燭の工房があります。今回市内の小学生向けに体験会があり参加しました。

参加者のようす

敷地のハゼの実を収穫しました。高い所はハシゴに登り、手でグイッと房を取ります。ハゼと言えば、木の近くを通るだけでも皮膚がかぶれる場合もある植物ですが、冬のこの時期は全く心配が無いとの事。葉っぱが赤いのが特徴だそうです。
ハシゴに登るのが楽しくて、あっという間にバケツに沢山収穫出来ました。

感想・気づいたこと・考えたこと

実を蒸して果肉や種子に含まれる脂肪の僅かな部分を絞り出す行程を経て、蝋燭になる油脂はほんの少ししか取れないそうで、一本の蝋燭を作るための労力が分かりました。
日本で唯一動いている「玉締め式圧搾機」など、実を収穫し油脂を絞るまでの機械を見学しました。どれも大きくて歴史を感じる物でした。
蝋燭作りは、蝋燭の型に、芯となる油を染み込ませた井草のズイを入れ、溶かした蝋を流し込みます。そのまま冷えて固まるのを待つだけです。
蝋でベタベタした手は、手作りのハゼ蝋石鹸で綺麗になりました。
お話しで、和蝋燭と西洋蝋燭の違いは「ゆらぎ」が大きい事、仏壇に灯し手を合わせるとご先祖様が喜んで下さるそうです。早速、祖父の家の仏壇に灯し手を合わせると、拍手の僅かな空気の揺らぎに合わせて、蝋燭の火が激しくなったり揺れたりする様子を見ることができました。

その他

日本全国で、このように原料から手づくりのハゼ蝋燭を作る工房は殆どないそうです。伝統の和蝋燭は自然素材で出来ていて、エコで貴重な事が良く分かりました。歴史や環境を守る活動も活発にされていて、また参加してみたいと思いました。

キャンパーズのみなさん 伝統的(でんとうてき)な和ロウソク作り体験ができて良かったですね。
貴重な体験ですので、これからあちこちでロウソクを見るたびに思い出されるのではないでしょうか^^
今は停電(めったにありませんが)があると懐中電灯を使うことになっていますが、むかしはロウソクを使っていたと思います。炎のゆらぎなど、わたしもとても素敵だと思います。2011年の東日本大震災のあとは各地でキャンドルナイトが開催され、電力使用をお休みしてロウソクを使うエコイベントも行われました。これからも伝統のロウソクをぜひエコにもいかしていきたいですね。また報告してください。
エコまる
キャンパーズのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名キャンパーズ
  • 所在地長崎県
  • クラブの種類家族親戚

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