活動レポート

活動レポート

観察会でカヤネズミの巣を発見

キャンパーズ (長崎県)

活動日:

2021年11月13日

実施場所:

雲仙市田代原草原

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会
  • 葉・樹木 葉・樹木

SDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

キャンパーズのサポーターが参加しているNPO法人「奥雲仙の自然を守る会」で地域の大学生のフィールドワークが開催され、メンバーと参加しました。

参加者のようす

午前中は、林野庁がNPOや環境省と準備した木の名札を、大学生と一緒に取り付ける活動でした。雲仙田代原風致探勝林は日本美しの森に指定されており、周囲には九州自然歩道が整備されています。牧場沿いの木道は九千部岳登山客にも人気があり、NPOは保全活動を行なっています。今回は木道沿いの木々に名札を取り付けました。

午後は隣接の草原で植物観察と生き物探しを大学生と行いました。バッタやクモ、カナヘビ、チョウなどと、フユイチゴやムカゴなど、秋の生き物を見つけました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今回はメンバーがススキの草原でカヤネズミの巣を発見しました。中にネズミは居ませんでしたが、上手にススキの穂の下に丸いボール状の巣がからめてあり、初めてみる学生達もカヤネズミの巣作り上手に感心していました。草原の何処かにカヤネズミが居ると思うと、いつか実物を見てみたいと思います。

地域の大学生と一緒にフィールドワークをする機会が持てて、メンバーにも貴重な経験となりました。

キャンパーズのみなさん、報告ありがとう。
木の名前、花の名前を知ることは、自然に興味を持つ・慣れる・感じることの、第1歩だと思います。名札付けは地味な活動かもしれませんが、特に今回みなさんが行かれた九州自然歩道は人気がありますので、多くの人の目にふれ、子どもも多く見ることでしょう。とても大切な活動ですね^^
また、午後の活動ではススキの草原でカヤネズミの巣を発見されたそうですね。カヤネズミの巣は、今回みなさんが発見した所のようにイネ科の草地にあります。そういった環境が減少し、カヤネズミの生息域も少なくなっている問題があります。むかしの人々の暮らしに寄り添って生きてきた種なんですね。巣自体は、水田などから水がなくなる頃につくられますので、みなさんが発見した巣はつい最近まで子育てをしていたのかもしれませんね。
巣は子育てのためですので、カヤネズミ自体の生活は地表が中心となります。いつかカヤネズミの実物もみるために、ぜひ地表(ちひょう)も確認してみてください。つぎのレポートも楽しみに待っています!
エコまる
キャンパーズのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名キャンパーズ
  • 所在地長崎県
  • クラブの種類家族親戚

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