活動レポート

活動レポート

オリエンテーションと干潟調査

南三陸少年少女自然調査隊 (宮城県)

活動日:

2021年05月01日

実施場所:

南三陸町自然環境活用センター、折立海岸

参加メンバー&サポーター数:

22人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

今年度最初の活動として、調査隊オリエンテーションと折立海岸の干潟調査を行いました。オリエンテーションでは、隊員による自己紹介や今年度の活動目標の発表などを行いました。また、生態系での干潟の役割やそこに生息する生きものについてのレクチャーを受けた後、活用センターのすぐ近くにある折立海岸の干潟で、生きものの採集と観察を行いました。

参加者のようす

新メンバーでの初めての活動は、レクチャー後に震度5強の地震が発生し驚きましたが、津波の心配がないのを確認し、干潟調査取り組みました。今年は、天気が良かったせいか色々な生きものが見つかりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

【子ども達が見つけた生き物】
 44種類(ナミイソカイメン、ヤスリヒザラガイ、ヒメケハダヒザラガイ、クモリアオガイ、イシダタミ、タマキビ、アオモリムシロ、ムラサキイガイ、ヒメイガイ、ムラサキインコ、マガキ、オニアサリ、アサリ、ヒャクメニッポンフサゴカイ、シロスジフジツボ、ユビナガホンヤドカリ、ケフサイソガニ、タカノケフサイソガニなど)
この中でクモリアオガイ、イシダタミ、アサリは、隊員13名中10人以上が発見しており、折立海岸の『優先種(その場所に多く生息している主要な種)』であるとわかりました。

その他

毎年募集を行う南三陸少年少女自然調査隊ですが、昨年度から続けて隊員になりたいと応募してくれた子ども達がいて、調査隊の活動や町の自然に対する興味関心が根付いている様子が見られました。新しく隊員となった子ども達もいるので、今後もみんなで協力し合って活動してもらえればと思います。

南三陸少年少女自然調査隊さん、レポートをありがとうございます!
今回の調査中にも地震があったとのことですが、10年前の東日本大震災では、みなさんの家やまちなみも地震と津波(つなみ)で大きな被害(ひがい)を受けたことと思います。あれから10年、みなさんもまちなみも少しずつ落ち着いてきたことでしょう。
あの地震と津波は、折立海岸の生きものへも大きな「被害」をあたえたのではないでしょうか?
今回の調査結果からすると、海辺の生きものたちも、かつての生活を取りもどしているようですね。
自然調査隊さんも新メンバーを加え、折立海岸の生きものたちのようにたくましく元気に活動していってくださいネ!次回のレポートをも楽しみに待っています。
エコまる
南三陸少年少女自然調査隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名南三陸少年少女自然調査隊
  • 所在地宮城県
  • クラブの種類自治体の募集

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