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【2020 壁新聞道場!】たのもーーーう!青森県 その2

2020.12.09 掲載

青森県からは5枚の壁新聞の応募があったよ。
今週はその中から3枚をご紹介。中西師範、よろしくお願いしまーす!

青森県 その1
 

弘前市「HEP21エコクラブ」
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青森市「おおぼし保育園エコフレンド」
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八戸市「下長中エコクラブ」
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HEP21エコクラブのみなさんへ
師範から一言

まずは、国連の生物多様性の10年日本委員会認定連携事業への認定、おめでとう!その喜びが伝わってくるような紙面ですね。色紙でつくったロゴマーク、制作現場の苦労も書かれていて、親しみが持てます。
みなさんの日頃の活動が、小さな箱ごとに見やすく示されていて、年間を通していろいろな取り組みをやっているんだなということがわかりました。それぞれに分担を決めて書いたのかな?
そして、紙面の周りには毎週コツコツと測ってきただんぶり池のデータがきれいに並んでいます。すごいですね!みなさんの地道な調査活動に感心するとともに、この紙面にきれいに収められたというのもすごいテクニックだと思います。そしてこの紙面全体からは、みなさんのだんぶり池への愛を感じますね!

とっておきのゴシドウ

だんぶり池でのいろいろな活動や、そこで得られた水質のデータ(pH、電気伝導度)は分かりやすく書かれていました。では、このだんぶり池ってどんな池?左上の欄に休耕田を活用してつくった池と書かれていました。写真やイラストを入れてみてもいいかもしれませんね。どのくらいの広さなのかな、周りにはどんな草が生えているのかな。いろいろと興味が湧いてきます。だんぶり池の自己紹介みたいなコーナーがあるといいな、と思いました。
そして、1年間コツコツと測ってきた水質のデータ、これは何のために、どうやって測っているのかな。赤いシールの印は何だろう?そして、青森県の地図は調査の日のアメダスかな?どうしてこれを隣に並べているのかな?そうした調査のねらいや、くわしい方法、データの見方なども書かれていると、読者の人たちにとっても、もっと理解が深まっていくと思いますよ!

地域事務局からの応援メッセージ
【弘前市】

タイトルバックにだんぶり池が見せる一日のいろんな顔を表現し、認定ロゴマークを本物の折り紙で作り上げるセンスと地道な酸性雨の調査を実験と併せてしっかりと書き込む手の込みように、思わず見入ってしまいました。
これからもぜひ活動の継続とその感性を繋いでいってもらえればと思います。

【青森県】
新聞をぐるりと囲む雨水調査のデータは壮観です。メンバー一人ひとりの絵日記はとても楽しそ うな活動の様子が伝わってきますし、国連生物多様性の 10 年日本委員会(UNDB-J)の認定連携事 業に認定された喜びがロゴからあふれています。
データをとって、その理由を考えることは、将来にわたって大事になる考え方です。エコ活を通 して大事なことを学んだ、みなさんの活躍が楽しみです。


おおぼし保育園エコフレンドのみなさんへ
師範から一言

カラフルでたくさんの貼り絵や写真がちりばめられていて、楽しい紙面になっていますね。楽しみながらエコ活動をしていることが伝わってきます。
ペットボトルのキャップを800個集めると、ワクチンが買えるんですね。キャップを集めるというちょっとした行動で命を救うことができるなんて、ステキなことです!
廃材を使った工作は、オリジナルの作品がたくさん出てきそうですね。それに、野菜づくりもうらやましいです。食べるものを自分たちで種から育てて、草取りや水やりを続け、最後は収穫、そして食べる。生きた食育ですね。子どもたちみなさんの生き生きした姿もステキです。

とっておきのゴシドウ

リサイクル廃材を使って、どんなものをつくったのかな?写真がたくさんあって楽しそうなんだけど、具体的に何を使って何をつくったのか教えてもらえると、読んだ人も「私もやってみよう!」って思ってくれるかもしれませんね。
野菜づくりは、ダイコンの収穫をした様子が新聞に載せてありましたね。いつ頃タネを蒔いて、収穫をしたのは何月だったんだろう?野菜を育てていく中で、楽しかったこと、工夫したことや苦労したことはあったかな?次は、そんなことも新聞を通して伝えてみてください。

地域事務局からの応援メッセージ
【青森市】

楽しみながらいろいろなことに取り組んだ様子が伝わってきます。ペットボトルキャップの寄付や廃品利用、野菜栽培など、普段の活動がエコ活動につながっていることがよくわかります。
 
【青森県】
グリーンカーテンに野菜栽培と、土や植物とたっぷりふれあった1年でしたね。葉っぱのグリーンカーテンを工夫しながら、みんなで育てた野菜は、とてもおいしかったでしょう。はつか大根やパプリカは、大人でも食べられない人もいますが、こうしてみんなで楽しく食べることで食育にもつながるすばらしい取組ですね。


下長中エコクラブのみなさんへ
師範から一言

いろいろと考えさせられる新聞ですね。とても興味深く読めました。全校のアンケートをして、その結果をわかりやすくまとめていますね。
データをとって、その数字から現状を考察することはとても重要なアプローチです。ペットボトルの回収率は高いけれどリサイクルは必ずしもそうではないこと、リサイクルする場合、洗浄水が有害であること、その結果、回収されたペットボトルが海外に流れてしまっていること。また、日本がプラスチックごみの対策について世界でも遅れをとっていること・・。ウェブサイトも駆使しよく調べられていて、感心しました。
また、テーマがペットボトルやプラスチックごみのことに絞られていてわかりやすく、自分たちの調査と、情報収集による考察があり、とても良い内容になっていると思います。

とっておきのゴシドウ

新聞というよりも研究レポートと言ってもいい内容になっていると思います。この成果をぜひとも校内はじめ地域の人たちに伝えていってほしいと思います。そして、改善するための行動をみんなで考えてほしいと思います。
レジ袋の有料化も、数年前は実現されるとは考えられませんでしたが、今では当たり前になりました。みなさんがここに書いたように、プラスチックを使わずに、紙製品を使うとか、お茶を自分の家でわかすとか、メーカーの努力や家庭での努力で実現ができることもたくさんあるはず。世の中の環境問題の課題の数々は多くの人の声で変えていけると思います。今後のご活躍に期待しています!

地域事務局からの応援メッセージ
【八戸市】

校内でのアンケート調査や、インターネットを使った情報収集など皆さんの行動力を活かした取組、すばらしいと思います。
次は、集めた情報を校内の皆さんに発信するなどできれば、 もっとすばらしい活動になると思います。

【青森県】
アンケートだけではなく、その課題にどのように取り組んでいくかを考えていてとても素晴らしいですね。
環境問題は、“Think globally,act locally”(地球規模で考え、足元から行動せよ)といいます。 次は""act locally”する番です。みなさんの日々の地道な努力が、使い捨てプラスチック削減につながるでしょう。

中西師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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青森県 その1

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