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【2020 壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その4

2020.12.02 掲載

茨城県からは19枚の壁新聞が届いたよ!
今週は5枚の壁新聞をご紹介。久松師範、よろしくお願いしまーす。

茨城県 その1 その2 その3

水戸市「逆川こどもエコクラブ」

 


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龍ヶ崎市「龍ケ崎市環境楽習講座」
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大子町「八溝自然たんけんたい」
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逆川こどもエコクラブ⑮の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

英宏の泉の歴史が概観できる壁新聞に仕上げることができました。英宏の泉で、ホタルが復活し見ることができるようになったのは、これまでもたくさんの報告があります。歴史も長いので、報告の量もたくさんありますね。今回の壁新聞では、それらをギュッとまとめることができたので、一目で歴史がわかると思いました。特に英宏の泉の過去の姿を、3つのポイント、ゴミの量、どんな場所だったか、ゴミの種類に分けて記した点は、とても素晴らしいと思いました。活動の写真もインパクトがありました。捨てられた自転車の山の写真には驚かされました。皆さんのご苦労がしのばれます。
現在、栄光の泉の環境はとても安定しているようですね。ゲンジボタルの数も増えているようですが、今後はどのくらいの個体が生息可能なのか調べていってほしいと思いました。
壁新聞の最後には、これからの決意も記されました。なかまをどんどん増やし、環境について考える子どもが増えれば、未来はもっと住みやすい環境になるはずです。活動を続けていってください。

とっておきのゴシドウ★

内容を精選して、英宏の泉の歴史をまとめることができました。インパクトのある写真を入れることもできたので、興味をもって歴史を振り返ることができました。
リクエストをするなら、英宏の泉の基本的なデータ、つまり場所や活動した年代などを、簡単に触れてほしいとと思いました。この壁新聞は、HPを通して全国の人に閲覧されます。そうなると、県外の人には栄宏の泉の場所が分からないと思います。5W1Hを意識し文章を構成すると、伝えたい情報の主旨が明確になるといいます。5W1Hとは、Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)を示す言葉です。参考にしてください。
全国の友だちに見られることを考えると、ワクワクしてきますね。人の気持ちを考えると、もう一工夫できる箇所があるかもしれません。次の壁新聞づくりも期待しています。
 

逆川こどもエコクラブ⑯の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

科学部の活動の様子が分かりました。活動の幅が、学校全体や企業にも広がっているとのことですね。これまでの活動が評価されたからだと思います。
「エコを楽しく学ぼう」の囲み記事は、学校で行った文化祭のような行事の一コマでしょうか?体験活動があったり、プレゼン発表があったり多彩な取組があったようですね。エコステーションの囲み記事は、サッカーJ2の水戸ホーリーホックの試合での活動ですね。多くの観客を迎えるので、活動を知ってもらうよい機会になったのではないでしょうか!また、大勢の人に見られることで、やる気も出たことと思います。
工作の活動も行っているようですね。体験的な活動をすると、話をするだけでは伝わらない興味や関心が高まります。参加者の熱心な様子は、楽しい体験活動を行っている証拠だと感じました。
囲み記事の最後には、感想も述べられていました。“やりがい”や“達成感”を感じ取れたようですね。活動を続けていって、さらに広がりを見せていってください。

とっておきのゴシドウ★

内容を精選して、英宏の泉での環境保全活動を紹介してくれました。写真をたくさん使ってくれたので、みんなの活動の様子をつかむことができました。熱心に取り組んでいることが分かりました。
一方、新聞記事の内容がかんたんだったので、どのような活動を行ったのかが分かりませんでした。例えば「エコを楽しく学ぼう」の囲み記事では、学校行事のどのような場面で活動を行ったのか?出展した団体は何か?など、知りたいことがたくさんありました。どのような内容を記したらよいか、相手のことを考える事が大切ですね。
新聞を作成するとき、5W1Hを意識し文章を構成すると、伝えたい情報の主旨が明確になるといいます。5W1Hとは、Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)を示す言葉です。これを参考にすると「○月○日の□□校の文化祭では、『エコを楽しく学ぼう』をテーマに8団体がブース展示を行った。・・・」というように、具体的な日時や内容を記すとよいでしょう。参考にしてください。
英宏の泉での環境保全活動は,広く評価されている活動です。これからの活動も期待しています。
 

逆川こどもエコクラブ⑰の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!

常磐の森再生プロジェクトの活動の様子がよく分かりました。何よりも、英宏の泉や公園協会西の谷とともに、千波湖を中心に活動が展開されているのがよく分かりました。活動を行う時にはシンボリックな目的があると、うまく進みます。ホタルを再生することを通して森を復活させようとする試みは、皆に受け入れやすい取組だと感心しました。
壁新聞では、常磐の森の現状が簡潔に記されていました。そして、目的や普段の活動内容、最終的に地域の拠点づくりを行いたい事がコンパクトにまとめられていました。写真で活動の様子を伝えてくれ、皆の努力も感じ取ることができました。
これまでに、英宏の泉でのホタル復活活動については、ひとつの成功事例として、いろいろな所でお話をうかがっていました。それらを参考にしながら活動が行えることや、ホタルネットワークmitoを形成してなかま作りができていることなど、活動のノウハウをいろいろな形で知ることができますね。これらの利点を大いに利用しながら、幅広い保全環境がすすむことを期待しています。

とっておきのゴシドウ★

常磐の森の再生活動の主体は、中学生だったのか高校生だったのか、それとも大学生だったのかを知りたくなりました。写真で活動の様子を知ることになったのですが、メンバーの姿を見ると、大人っぽく見えました。
さて、壁新聞の構成を見ると、要領よく内容をまとめたという印象です。伝えたいと思わる内容、常磐の森の再生活動の概略が分かりました。ただ、まとめたメンバーが高学年とすると、工夫の余地があると思います。新聞には“見出し”や“リード文”があります。それらを紙面に入れるのも、ひと工夫ですね。また、伝えたい情報の主旨を明確にするためには、5W1Hを意識すると良いといわれます。これらのことを意識してほしいと思いました。
常磐の森のその後については、興味がわきます。活動の成果などを、いろいろな場で紹介していってください。
 

龍ケ崎市環境楽習講座のみなさんへ
師範から一言!

龍ケ崎市で毎年開催されている環境楽習講座に参加した感想を、壁新聞にまとめて毎年投稿してくれています。はじめのころは感想を並べただけであった壁新聞が、年を追うごとにバージョンアップしていることを感じます。
壁新聞では、まず龍ケ崎がどこにあるのか、今回紹介する内容をどこで行ったかを、地図を使って紹介してくれました。この壁新聞がHPを通して全国の友だちが閲覧することを考えると、龍ケ崎の位置を示すことは読み手をきちんと意識していると思いました。講座で行った活動は、8月1日の「親子deエコ・クッキング」と、8月8日の「施設見学と空気砲づくり」ですね。これも、目立つ色のリード文で内容を紹介してくれました。それによって写真や感想の内容がさらによく理解できました。
写真の大きさを工夫したり、見学した施設のチラシを貼ったりしたのも、効果的でした。写真からは、皆が熱心に活動している様子がうかがえました。それぞれの感想を見ると、充実した体験をしたことが記されていました。記憶に残る夏休みの活動になったと思います。

とっておきのゴシドウ★

写真の切り取り方一つにしても、角を丸めたり幅や高さをそろえたりしています。工夫の跡が見られます。模造紙を三段に使用したのもよかったのではないでしょうか。
環境楽習講座のまとめとして感想を記すことは、体験したことを振り返るのによい取組です。イベントごとにきちんと感想を残していってください。また、活動の様子を壁新聞にまとめることは、次の講座受講者への広報にもつながりますね。たくさんの受講者の感想を、壁新聞1枚にまとめるのは苦労も多いと思いますが、続けていってほしいと思います。
壁新聞の体裁として、ひとつだけリクエストしたいと思います。新聞では、読者の関心を引くために“見出し”を工夫すると思います。環境楽習講座の活動内容や伝えたいことを代表するようなメッセージを、見出しに採用してはどうでしょうか!次回の壁新聞づくりの参考にしてください。
 

八溝自然たんけんたいのみなさんへ
師範から一言!

5年目の投稿になるのでしょうか?サシバのすめる里山作りの報告、ありがとうございます。活動の様子が手に取るように分かる壁新聞を、今年も仕上げてくれました。
壁新聞では、“こどもエコクラブ全国フェスティバル”に参加した時の様子や、“国際サシバサミット”“夏休み学習会”“生きもの調べ”“川遊び”“草刈り”などの様子がよくわかりました。写真からは、みんなが生き生きと楽しそうに活動している様子がうかがえました。
特に、こどもエコクラブ全国フェスティバルでは、大勢のギャラリーが見守る中、茨城県代表として堂々と発表している姿が印象的です。発表の準備や、たくさんの仲間との交流は、いい体験になったことと思います。この経験を、みんなと共有してほしいと思いました。
それから、久慈川の生きものリストを見ると、きれいな水にしかいない生きものが多くいるようです。八溝自然たんけんたいの皆さんの活動フィールドのすばらしさを、改めて認識する報告だと思いました。サシバだけでなく、それを含めたいろいろな生きもののつながりを感じてほしいものです。
活動の様子を伝えたいという熱意が感じられる壁新聞です。コロナウイルス感染症の影響で、現在は活動が制限されているかもしれませんが、今できることを続け、来年も投稿してほしいと思いました。期待しています。

とっておきのゴシドウ★

2019年は、渡ってくるサシバが例年より多かったようですね。皆さんの活動の成果が、徐々にあらわれているのでしょうか!
森の幼稚園の活動も、おもしろそうでした。私も、流しそうめんを体験したかったです。いろいろな活動がたくさんあり、かつ楽しそうに取り組む姿を感じ取れました。
内容が豊富な壁新聞です。そこで、ひとつだけリクエストしたいと思います。いくつもの項目があります。そこで、それぞれに目立つ大きさの“小見出し(タイトル)”を、付けてほしいのです。中身を読まなくても、内容見えるようなものです。それを付けるだけで、壁新聞で述べたいことが、より分かりやすくなるでしょう。次回の参考にしてください。

久松師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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茨城県 その1 その2 その3

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