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【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!福井県 その2

2018.11.14 掲載

福井県は4枚の応募があったよ!その中から2枚をご紹介。
今週は木村師範です。よろしくお願いしまーす!

福井県 その1

越前市「坂口エコメイト」

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坂口エコメイトのみなさんへ
師範から一言

コウノトリがすんでいるというのが東京に住んでいる僕からすると、とてもうらやましく感じます。コウノトリがそこにすんでいるということは、食物となる生き物もたくさん必要になりますね。食物がなければずっとすみ続けることはむずかしいと考え、どんな生き物がいるかを実際に調べてみた「行動力」、そしてそれを続けている「持続力」、これがすばらしいと思えました。コウノトリの食物となるドジョウをはじめとする生き物の数も少しずつですが増えているようですね。どうしたら食物となる生き物がもっと増やせるでしょうか? そしてオタマジャクシがふくらんでしまった原因は? 次の新聞ではその答えを教えてくださいね。

とっておきのゴシドウ

エコクラブ活動も地道に続いているようで何よりです。コウノトリがすむことのできる環境づくりのためにアメリカザリガニの駆除、セイタカアワダチソウの駆除、無農薬の田んぼなどの活動も大切なことですね。
ではコウノトリの食物となる生き物はどうすればもっと増えるでしょうか? 例えば「ドジョウ」を鑑賞魚店やスーパーで買ってきて放すのでは、たとえそれが日本のドジョウでも、もともといたのとはちがった遺伝子をもつドジョウ(国内外来種と言います)の可能性もあります。コウノトリを保護するために、外来種を放してしまうのでは、坂口地区の生態系を考えるとよくないことです。今いるドジョウを増やす方向で考えるのが一番だと思われます。ドジョウはどのような環境を好み、そしてどのように繁殖して増えるのか?ドジョウを増やすにはどのような場所を作ればいいでしょうか? これからも活動を続けていく中でいろいろ問題は出てくると思いますが、ぜひコウノトリのすみ続けられる「坂口地区」となることを目指してがんばってください。
 

木村師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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福井県 その1

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