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【壁新聞道場!】たのもーーーう!香川県

2017.08.09 掲載

香川県は「シオン・サイエンスクラブ」さんから応募があったよ!
今週は品川師範です。よろしくお願いしまーす!


高松市「シオン・サイエンスクラブ」
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シオン・サイエンスクラブのみなさんへ
師範から一言

5つのアクティビティが選ばれて新聞になりました。特に早明浦(さめうら)ダム清掃(せいそう)がすばらしい。水をもらっている早明浦ダムに感謝の心を表すために清掃活動に参加するのはすばらしいことです。ダムには季節ごとに落ち葉が大量に流入したり,流木が流れ込(こ)んだりするので,水位の下がる時期に一斉(いっせい)清掃をするのはとても効果的な活動です。文末には「心が清々しい心になりました」と感想が書かれていて思わず涙(なみだ)ぐんでしまいました。どうもありがとう。

鹿の井出水で透明度(とうめいど)が約半分になり,水質が悪くなっていることに気が付いています。さらに皿井出川では,除草剤(ざい)の影響(えいきょう)がなくなり,透視度が2m以上に回復していることを見つけています。これは水質が改善されたことを示しています。次のメダカでは,わずかながら生き延びたこととタモロコのいないことを考えるきっかけがあるのですが,それぞれの魚類の生育環境(かんきょう)を調べてみるのはいかがでしょうか。推定でもいろいろなことを考えることは大切です。

二酸化炭素の測定では,交通量多い街中の地点では400から500ppm,自然がいっぱいの田舎では200から300ppm,木や森林の多いところでは二酸化炭素はもっと低い濃度(のうど)になっていることを見つけていますね。具体的にその測定地点の写真をみせて注意を喚起(かんき)している工夫などすぐれていると思いました。

とっておきのゴシドウ

二酸化炭素の濃度(のうど)測定では,感想が書かれているのに,メダカやカダヤシでは感想が書かれていません。何か原因がありませんか?推測でもかまいません。それを考えることが自然の不思議を解明してきたのです。
サポーターからは会の宣伝にする機会がないという声があるようですが,何年も蓄積(ちくせき)したデータがあると思いますので,それを経年変化の折れ線グラフなどの様式にまとめ,地域の環境(かんきょう)フェアなどで展示したり,イベント終了後役場や図書館などに掲示(けいじ)して,この活動を宣伝することはできないでしょうか?子供たちの情熱を継続(けいぞく)させるためにも活動を続けて下さいね。

品川師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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