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【壁新聞道場!】たのもーーーう!京都府

2017.06.21 掲載

京都府からは2枚の応募があったよ!
今週は西澤師範です。よろしくお願いしまーす!

京都市「西京極児童館自然探検隊2004」 和束町「和束中学校エコクラブ」
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西京極児童館自然探検隊2004のみなさんへ
師範から一言

この壁新聞では、いろいろな活動の中から4つの活動について文字を大きく書いたり、写真やクイズをつけたり工夫することで見やすくまとめることができました。また、活動で発見したことなど、周りの人に伝える活動も大事です。西京極児童館のみなさんは「こどもの水辺交流会」に参加して、活動発表をして周りの人に伝えることもできており、すばらしいです。

新聞から見ると、主に水辺の活動が多いのかな。とりわけ、みじかな川の水質調査は毎年しているのかな。いくつもの川の調査を生き物やパックテストで比べているところがとてもいいですね。もし毎年同じところで調査をしているのであれば、次の新聞では、それぞれの川の何年か分のデータを報告してみるのもおもしろいかも知れません。

とっておきのゴシドウ

いくつもの川を調べているけど、京都に住んでいないお友だちは、それぞれの川が京都市内のどこを流れているのか分からないので、それぞれの川の位置や周りがどんなところ(街中なのか、山の中なのかなど)かも報告してくれるとよりいいかなあと思います。私は京都府の南部に住んでいますが、西芳寺川など知らない川もありました。場所が分かれば、実際に見に行きたいと思います。

エコキャンプの記事では、空き缶でご飯を炊くのに興味を持ちました。空き缶1個につきお茶碗何杯くらいのご飯が炊けるのか、どんな風に炊いたのか、など具体的な方法を教えてもらいたいな。そうすれば、自分でも試してみよう、というお友だちが出てくることでしょう。

和束中学校エコクラブのみなさんへ
師範から一言

アサギマダラという蝶をテーマに、生態調査やアサギマダラの食草であるフジバカマの栽培など興味深い取組みをうまくまとめた新聞です。さすが中学生です。飛来数や飛来してきた蝶の雄雌調査など、地道な調査に取組んでいるのも頭が下がります。2016年の10月は、ほぼ毎日調査していて250匹近い蝶が確認できたのはすごいです。

また、マーキングにより、アサギマダラがどのくらい移動するのか調べられるのもおもしろいですね。福島でマーキングされた蝶が見つかった時のみなさんの驚きは目に浮かぶようです。そして、マーキングしている全国のみんなと情報交換をしているところも、この活動が全国で繋がっている証しです。和束でマーキングされた蝶が日本のどこで見つかるのか、見つかったのか、続報を期待します。

とっておきのゴシドウ

アサギマダラを増やそうと、その食草のフジバカマを和束町で増やしている活動もおもしろいです。フジバカマは万葉集にも詠まれた秋の七草の一つで、京都ではだんだん数を減らしている植物です。
京都の地元テレビ局が、このフジバカマを守る運動を以前展開していました。和束でフジバカマを増やす運動は、蝶を呼ぶだけでなく、京都の植物を守り文化を伝える役割があることなど、ぜひ次号の新聞では調べて取り上げて下さい。いずれにせよ、この活動が継続的に続くことを願います。

西澤師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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師範紹介ページはこちら! その① その②

2016年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201703311342.html
2015年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201603301552.html
2014年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201501071712.html

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