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【壁新聞道場!】たのもーーーう!岡山県

2015.11.04 掲載

岡山県は4枚のかべ新聞の応募があったよ!今週は品川師範です。よろしくお願いしまーす!

岡山市
「岡山ハッケンジャー」
岡山市
「イオン岡山チアーズクラブ」
津山市
「わくわくエコクラブ」
里庄町
「さとしょうエコクラブ」
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岡山ハッケンジャーさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─

かべ新聞の上に「岡山ハッケン新聞」と名前を書いているところが気に入りましたよ。
これはあいさつのようなものです。はっきり大きく,きちんとできなくてはいけません。
さて,全体を見渡してみると,中央にちぎり絵の山と川が描かれていて,他の写真が小さそうに見えました。今回は身近な用水路で自然観察をしているのはとても良いことです。身近な自然は,いつでも友達や家族といっしょに観察に行くことができるからです。植物も動物も2週間ほど見ないでいると変わってきます。僕たちは変わったことにきがつきます。よく観察することで変化を見つけることができるのです。自然を学ぶためには遠くに行かなくても,身近なところで出来るのです。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★
右上のESDは少し難しかったかな。その上にはドングリを食べたと書いてありますね。公園で観察したドングリをクッキーなどにして食べましたとありますね。実は僕もドングリが大好きなんです。マテバシイやスダジイを使ってせんべいを作ったりしています。このドングリの仲間だけを観察してもかべ新聞が作れます。
手書きの文字が多数並んでいるのに,どうしてこのかべ新聞は読みやすいのでしょうか?それは写真の下に必ず解説を入れているからです。スタイルを整えることで読みやすくなっているのです。
次回は田んぼの生き物がそこに育っている稲(イネ)とどのようにして助け合っているのか,ぜひとも取り上げて下さい。



イオン岡山チアーズクラブさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─

標題の色文字がきれいですね。それと中央の大きな木の幹と葉っぱのように切り抜いた写真が特ちょう的で目を引きます。細かいところを見ると,養蜂場では試食はなかったのでしょうか?匂いや味も五感です。五感を使って観察すると,目で見たよりも強い印象があって,忘れなくなります。ぜひとも試してみて下さい。それと「私たちのエコ宣言」として一人で一枚の宣言を書いています。中には「植物を大切にします」から「節電」など誰でも,どこからでもできそうな宣言が書かれています。他の人の宣言を見ながら,みんなも新しいテーマに取り組んでみよう。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

エコ農業体験は,都会ではなかなかできないぜいたくな体験です。でも内容をみると報告のまとめ方が悪いせいか,ばらばらになっているように見えます。こんなときは畑から食卓までの流れで表現するとはっきりしてくると思います。
それから自然保護センターに出かけていますが,そこには自然観察指導員のガイドがいませんでしたか?ガイドはその季節に合った解説をていねいにしてくれると思いますので,日記を書くのと同じように,ちゃんと自然観察ノートにメモしたり,スケッチにしておくと来年出かける子どもたちにはとても役立つことと思います。




わくわくエコクラブさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─

これは黒地の紙に作ったすごろく盤ですね。子どもたちは身近な材料で思いがけないような,すばらしいことを思いつきます。余白にサイコロも描いてくれると楽しくなりますね。
ここに取り上げた写真は,生き物の好きなサポーターがもも畑,自然教室,生き物調べなどで見つけたものでできています。卒業前に東京で発表する機会が欲しかったとクラブ紹介に書いていますが,東京より津山の方が自然は濃厚ですよ。将来,都会に生活するようになっても,津山で見つけた自然はみんなを楽しませてくれたことを思い出して下さい。これだけでも十分価値がありますよ。沢山の生き物の姿を見つけて来たので,絵が小さくなってしまいましたが,そんな時には小さいサイコロで遊んで下さい。それとナマズを食べたんですね。僕もフライで食べたことがありますよ。とてもおいしいんです。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

かべ新聞の流れを写真で見るとわかりやすくなりますが,沢山乗せようとするとどうしても写真が小さくなります。文字だけでもわかりにくいときは,スケッチや模式図を見せる工夫をするといいと思います。大胆に黒を背景に選んだセンスがあれば,そんな工夫は朝飯前と思いますが,実際に取り入れてみると楽しくなります。

僕は毎年いろいろな花や昆虫に出会うことがありますが,どれも一期一会(いちごいちえ:一生に一回しか会う機会がないような不思議な縁)と思っています。この昆虫は今年初めて見つけたけれど秋には産卵して死んでしまうとか,あの鳥は冬になると南の島へ渡っていくとか,二度と会わないことの方が多いと思います。だからこそめぐり合いをよろこびをもってむかえてあげたいと思っています。これが一期一会です。人と花,人と昆虫,勿論人と人もめぐり合うのです。

 

さとしょうエコクラブさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─

緑色の線に囲まれたタイトルと,黄色い「宝」の文字,一度見ると忘れない配色ですね。大きな文字で見やすく,写真も内容が見て取れる大きさになっているので理解が早いですね。でも,駐車場の料金箱の落書きの写真のように、写真に説明がないのでわかりにくいものがありますね。
落書きがない町にするにはどんな活動が適しているか,これも考えてみたいものです。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

山に捨てる,ポイ捨てする,いろんな捨て方があるのがわかったけれど,どのようにして止めさせるか,エコクラブで考えてみて下さいね。それからきれいな町づくりには,エコクラブで出来ることは他にないでしょうか?これもみなさんで考えてみて下さい。
町が汚いのは,ごみが捨ててあることによって,ごみを捨てる人を呼んでいるともいえるのです。ですからきれいにするなら町中の人がきれい好きでなければきれいになりません。手洗いをすることでほとんどの感染症の予防に役立ちます。同様に汚れた町を汚れたままにしておけばもっと汚れていきます。きれいにしようとする理解と行動が町をきれいにしようとすることにつながります。
以前,瀬戸内海にある大三島に出向いたことがありますが,この島には大きな神社があります。人々は神様と一緒に住んでいるために,朝早くから島のいたるところで掃除をしている人の姿を見かけました。これは昔々からの伝統だとお聞きしました。日本中がそうなってくれるように願っています。

品川師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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