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【壁新聞道場!】たのもーーーう!高知県 その①

2014.06.13 掲載

高知県は4クラブから5枚の応募があったよ!その①では、高知市と香南市の2枚をご紹介!
今週は岡本師範です。よろしくお願いしまーす!

高知県その②

高知市 「フジこどもエコクラブ高知」 香南市 「STEP」
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☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆

フジこどもエコクラブ高知 さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

きょう、外はどしゃぶりの大雨です。気分がめいってしまう日です。でも、フジこどもエコクラブ高知のみんなが作った新聞は、とても温かい、そして楽しいみんなの活動がきれいな写真で作ってあり、読んでいたら気分が良くなりました。ありがとう!

とにかくとっても楽しそうにみんなで力を合わせて、田植えをし、ビーチクリーンアップをし、海にもぐって青い魚を見つけて、スコアオリエンテーリングをし、いねかりをして、収穫をしたお米でエコクッキングをし、愛媛のフジこどもエコクラブとの交流もしました。7回も自然にふれる活動やものづくり体験をしました。

一つ一つをかんけつにまとめて、写真の切り方も工夫して、みんなのしんけんな、楽しそうな表情も良く表現できていて、すばらしいかべ新聞になっています。

田植えはどろの中に足を入れた時は、どんな感じでしたか?ヌルッとして気持ち悪かったかな?あるいは気持ち良かったお友だちもいたのではないですか?なえを植える時に、まっすぐにするようにひもにそって植えたのですね?その理由の一つがアイガモが泳ぐためだったと新しい発見がありましたね。

スコアオリエンテーリング、これもおもしろいゲームですね。私は会社につとめているときに、夜のまっくらな中で、目印をさがし、きまった時間で歩く歩行ラリーというのを何回もやりました。とってもおもしろいきょうそうゲームでした。みんなも楽しんでゲームをやったのだと思います。チームのメンバーが力を合わせることが大切だと分かったと思います。

エコクッキングは、さすがに食べることは、みんなもたいへん好きでしょうから、生き生きとした顔をしていますね。そして自分たちが作ったお米だからよけいにおいしかったと思います。てまきずし、すましじる、スモークチキン、ケーキ、どれもとってもおいしそうですね。これからはおうちの人のお手伝いもできるようになったと思います。ケーキは、上にのっているいちごや、まわりについているクリームもおいしいですが、やっぱりスポンジがきめこまかくできていることがおいしさの一番のようですね。

また、来年も楽しい、みんなの生き生きとしたすがたや顔がのっている新聞を送ってください。首を長くして待っています。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

田植えはなえを植えるだけでなく、稲が育つためには、とちゅうで雑草を取ったり、水の深さをちょうせつしたりとお世話することがひつようです。農家のみなさんが協力してやってくれたそうですね。農家のみなさん!ありがとう!ですね。

そして10月にいねかりをしました。かまで切りましたが、手をけがしなかったですか?

しばって陽に干すところまでみんなでやったのですね。しばることやむすぶことは、ちょっと大変だったかな。今のみんなのくらしの中でむすんだり、しばったりすることが少なくなったようですね。マジックテープでむすぶことやしばることをしなくても良くなったのが一つの原因のようです。私は小学校へ行って、ふろしきつつみ体験を教えることがあります。ふろしきつつみでは、むすぶことができないとお弁当やびん、フランスパンなどをつつむことができません。小学生はなかなかにがてのようです。むすんだりしばったりすることは、これからみんなが大きくなった時にもひつようですから、練習しておくと良いと思います。

ビーチクリーニングでは、浜辺のごみをひろいました。あぶないごみもあったようですね。

外国から流れてきたごみ、漂流物はありませんでしたか?ヤシの実が流れ着くのは、歌にもあるようになかなかふぜいがありますが、外国語の文字がある箱やびんなどは、困ったものですね。

海の水はしょっぱいですね。地球には水がたいへん多いですが、ほとんどは海の水です。ではしょっぱくない水は、どのいくらいあると思いますか?みんなが使えるしょっぱくない水は、雨や川、みずうみにあります。南極や山にあるひょうがは、こおっていてすぐには使えません。地球にある水の全量を2リットルとすると、しょっぱくない水はスポイトで、ポタっ、ポタっ、ポタっ、ポタっの4てきくらいしかないのです。水をだいじにすることが分かりますね。

フジエコクラブ愛媛さんとの交流で、はがき作りとそば作りを体験したのですね。いの町は、和紙の町でとても有名な町ですね。はがき作りは、紙をすいて紙作りもやったのですか?私は、東京の王子にある紙のはくぶつかんで紙すきを体験しました。すかしをいれて、そしてもみじをはさんで、世界に一つしかない私流のハガキを作りました。みんなも世界に一つしかないハガキを作ったと思います。ハガキというのを漢字で書くと葉書となります。葉っぱに字を書くことが最初だったようです。タラヨウという木の葉っぱにほそい木の枝でキズをつけると黒くなります。字を書くと字が読めるようになります。タラヨウの葉っぱに字を書いてハガキとしたのが、ハガキの語源(ごげん)の一つと言われています。

タラヨウの木は、郵便局に植わっている場合がありますので、葉っぱをもらって体験すると良いと思います。

 

STEP さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

STEPクラブのみなさんが作ってくれたかべ新聞は、とてもたくさんのことが、きれいな字でびっしりと書いてある素晴らしい新聞です。そしてもっと驚いたのは、内容が高度であること、そしてこれだけの内容のある新聞記事を書いたのが、クラブのメンバーであることですから、中学生、いや高校生が書いたのかな?

「よみがえれ!!ブナの森」と大きく書いてあるので、ブナの森の新聞かと思いましたが、良く読んでみると、ブナの森以外に川遊びのこと、プロジェクトDのこと、こどもエコ&ESDフォーラムのこと、新堀川のこと、エコの農業のこと、釣りをしたこと、かかし作りのこと、エコクッキングのこと、木のスプーン作りととても盛りだくさんの活動の報告でした。すてきなサポーターさんの紹介もあって、これだけの活動が出来たのは、このサポーターさんがサポートして頂けたのでやれたのだなと納得しました。

ブナの森を再生するためにみやびの丘の手入れから始めました。とても大変な活動でしたね。でも何とか再生させたいとのみんなの熱い願望でやり遂げたのですね。

この記事でみなさんの考えの素晴らしさは、5年ぶりのブナの豊作をブナが森を作ってくださいとの意思表示、叫びだと考えたことです。木の声に耳を傾ける、こういう姿勢や考え方を全国民が持つと自然が豊かな素晴らしい日本になりますね。


とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

ところで鹿の害で山、森が駄目になったと書いてありますが、なぜ、鹿がこんなに増えたのか?天敵オオカミのことに触れているようですが、みなさんの調査能力からいえば、昔の高知県にはどの位オオカミがいたのか、調べてみるのも良いかと思います。オオカミだけの問題でしょうか?そんなこともみんなで考え、話し合って見るのも良いかと思いますが・・・

新堀川界隈の人物と生き物を資料から抜き出してくれました。ジョン万次郎、中江兆民や坂本龍馬等とても有名な方がいたのですね。コアマモのことも調べてくれました。ところでみんなの活動で人物はともかく、生き物について自分たちが発見した、見つけた、目にした、触った物はどれですか?他の活動の記録からは、全部見つけているようでもありますが、資料を載せるだけではなく、自分たちの活動との接点が欲しいですね。

依光先生のポケットには、活動の種がいっぱい入っているとのこと。ドラえもんの何でもポケットと同じようですね。でも1年間にみなさんはこんなにたくさんの活動をしたのだから、みんなのポケットにも活動の種が詰まっただろうと思います。大事にして下さい。

ところで、この新聞の記事を書いたのは、誰か一人が書いたのですか?字体が同じようなので、一人で全部書いたのかな?メンバーのこども達の声が、読む人にちょっと届いていない感じがしました。一人ひとりの特徴ある文章なり字があるともっと生き生きとした新聞になるのでは、と思いました。

次の新聞では、こども達の声が聴こえるような新聞を期待しています。

 

岡本師範、ありがとうございました!高知県はその②に続くよ!エコまるjumping.bmpのサムネール画像

高知県その②

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