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【壁新聞道場!】たのもーーーう!沖縄県 その①

2014.06.06 掲載

沖縄県は3枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から2枚のかべ新聞をご紹介!
今週は浅井師範です。よろしくお願いしまーす!

沖縄県 その② 西表ヤマネコクラブ

本部町「もとぶ元気村こどもエコクラブ」 恩納村「OMRCこどもエコクラブ」
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☆かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆

 

もとぶ元気村こどもエコクラブ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

このかべ新聞を読むと、沖縄のサンゴについて本当に良く知ることができます。
赤土の流出も、どんなようすか写真を見ると良くわかりますね。サンゴの苗を、私は初めて見ました!サンゴについての説明、サンゴの歴史、人との関わりなど、様々な視点でまとめられています。どれもとてもわかりやすいですね。
わかりやすく書くというのは、しっかりと調べて理解していないとできないことなので、もとぶ元気村こどもエコクラブのみなさんは、ものすごくしっかり調べられたのですね。

調べるだけでなく、サンゴを守るためのとってもすてきな活動にも注目です。サンゴを増やすための植え付けの活動だけでなく、
海のクリーンアップ活動や、赤土流出防止のための植栽活動など、サンゴが育つ環境づくりにも取り組んでおられますね。
それにしても、植え付けはボルトナットで固定するだなんて、驚きました。

サンゴが減ってきている現実、そして、たくさん植え付けをしたのに生き残ったのは少しだったこと、一年後も少ししか大きくなっていないこと。サンゴの成長の早さと死ぬ早さはかなり違うというみなさんの発見に、ドキッとします。

かべ新聞で、みなさんが見て・触って・感じたことが伝わってくるような気がしました。
専門の本を読むよりも、みなさんのかべ新聞を見る方が、サンゴの状況について伝わると思います。
本当に、サンゴを大切にしていきたいですね。


とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

調べて、考えて、行動ができるみなさんの様子が良く伝わってくるすてきなかべ新聞です。
なので、アドバイスということではないのですが、もうちょっと知りたいなと思うことが少しだけありました。

・活動をされた月日が書いてあると良いと思いました。サンゴの植え付けやベチバー植えはいつごろの時期にするのか等が、知らない人にも分かると、より良いと思います。
・もとぶ元気村こどもエコクラブって、どんなエコクラブなのかが少し書いてあっても良いと思います。
・活動の中で、エコクラブ以外の人や団体と一緒にしたものがあれば、誰と一緒にしたのかをぜひ書いてください。
 自分たちだけでなく、他の人たちを巻き込んで活動ができるというのは、とてもすてきなことですね。より活動が広まっていくことに繋がると思います。
・みなさんの周りの人は、サンゴのことや海のことをどう思っているのでしょうか。 いろんな人に聞いてみるのもおもしろいですよ。
 もし機会があったら、どんな意見や考えがあるか、まとめてみてください。

沖縄ならではの、サンゴを守る活動がどんどん広まっていって、イノーがたくさんの豊かな海になるといいですね。
これからも、がんばってくださいね!

 

OMRCこどもエコクラブ さんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

すてきな絵がたくさんの、見ていてたのしい壁新聞ですね。生き物がしっかりかんさつして描かれています。とても上手です!

OMRCこどもエコクラブのみなさんは、平成25年4月にできたばかりとのこと。最初にみんなでニックネームを決めるところから、生き物のかんさつをしたり、木やつるなどの自然の素材を使ってつりざおを作ったりと、自然の中で楽しく活動されているようすがとても良くわかります。

生き物かんさつでみなさんが注目した生き物がおもしろいですね。フトユビシャコのパンチの音って、どんな音なんでしょうか。
ウツボのするどい歯は絵にも描いてあります。具体的なかんさつと絵で、とても分かりやすいですね。

他にも、工夫して作ったつりざおでカニをつるよりも、手でつかまえる方が早かったことや、つりざおにえさをつけるのが大変だったことなど、みなさんの楽しい活動が伝わってきます。


とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

みなさんの楽しくてすてきな活動が、かべ新聞でもっとわかりやすく伝わる方法を考えてみました。参考にしてみてくださいね。

・活動だけでなく、OMRCこどもエコクラブのみなさんのことについても知りたいと思いました。何年生だとか何人ぐらいで活動しているのかとか、どんなことが好きかなど、書いてみてください。
・それぞれ何月にした活動なのか、とてもよく分かります。さらに、日にちまで書いてあるとバッチリですね。
・みなさんの活動の「結果」を意識して書いてみましょう。例えば、生き物かんさつでは何種類ぐらいの生き物を見たのかや、つりをしたときに何匹ぐらいつれたかなど。
・このかべ新聞を見れば、みなさんの「観察力(かんさつりょく)」がすばらしいことがわかります。 なので、気付いたことやおもしろかったことなどがあれば、どんどんかべ新聞に書いてくださいね。

ぜひ、色々な新しい活動にもチャレンジしてみてくださいね。またみなさんのかべ新聞が見られることを楽しみにしています!

 

浅井師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

エコまるjumping.bmpのサムネール画像

沖縄県 その② 西表ヤマネコクラブ

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2013年度の壁新聞道場 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201310251020.html
2012年度の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html

師範紹介その1 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111133.html
師範紹介その2 → http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201407111145.html