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壁新聞道場!

【壁新聞道場!】たのもーーーう!鹿児島県

2012.07.25 掲載

鹿児島県は3枚のかべ新聞の応募があったよ!今週は漆原師範です!お願いしまーす。

鹿児島市「イオン鹿児島チアーズクラブ」 鹿児島市「西陵中エコクラブ」 曽於市「あおきっこエコクラブ」  
自然の中のエコ 森林について学ぼう!! 自分たちでできるエコ活動

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かべ新聞をクリックすると大きな画像で見られるよ☆

イオン鹿児島チアーズクラブさんへ
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

かべ新聞、おもしろく楽しく読みました。とても読みやすかったです。
「くろぶ~」の自然体験をかべ新聞としてまとめたのは、すばらしいアイディアです。わかりやすくていねいに書いてあるので、みなさんが「くろぶ~」をとおして読者へ何を伝えたいかが、とてもよくわかります。文章やまとめ方はみんなで話し合って考えたのですか。すばらしいチームワークですね。この内容なら「未来に続く町づくり」としてもよかったですね。
地面の上、土の中、地底の中と分けて、それぞれの場所でどうやってエネルギーを生みだすのか、どんなことが起こっているのかを考える、このまとめ方もみごとです。
地熱発電は火山の近くとか温泉の近くで可能な発電ですね。みなさんの近くに温泉はあるのですか。
生ごみから堆肥を作り、作った堆肥を使って野菜を育て、育てた野菜を調理して食べる、クッキーなどを作って販売もした、生きものの命がつながっていることがとてもよくわかる体験でしたね。

キャラクター「くろぶ~」をつくり、そのキャラクターがいろいろ体験する形で壁新聞にまとめるやり方は、ほかのクラブのお友だちの参考になると思います。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

風力発電や地熱発電について書いてくれました。実際に発電しているところを見学できるといいですね。風力発電については、その課題(問題点)もしっかり調べてくれました。実際に小さな風力発電機を作って試しに発電をしてみると、いろいろ課題点もわかるかもしれません。
次に「くろぶ~」はどんな体験をするのだろうとわくわくします。次の壁新聞では「くろぶ~」がさらに自然体験を重ねることを期待しています。楽しみに待っていますよ。

西陵中エコクラブさん
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

さすが中学生の壁新聞。中学生らしい大きなテーマを選びましたね。選んだテーマをしっかりまとめた努力は素晴らしいです。仲間を9班に分け、それぞれがサブ・テーマをもって学習したやり方もよかったと思います。分かれて学習したあと、みんなで意見交換をしたのかな。別々に調べたことをみんなで共有することは大切なことです。
写真で活動の様子を提示してくれたので、手に取るように読者へ伝わってきます。
壁新聞、完ぺきな出来栄えなので、師範として指導がしにくいです。そのため師範の希望をいろいろ書いてしまいますけれど、みなさんだったらきっと実現できる「読者からのお願い」ばかりだと思います。次の壁新聞に反映させてください。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

校内の文化祭をはじめ、地域のイベントなどで展示発表をしたのですね。そのとき聴衆の反応はどうでしたか、それも壁新聞をとおして知りたかったです。みなさんとみなさんの話を聞いてくださった方々、一方通行ではなく、相互通行というのも大切だと思います。
The Circle of Lifeについて、壁新聞読者の中にはこのことについて知らない人もいると思います。何か助言のメッセージを伝えてほしかったと思います。さらに、みなさんが発表のときに使ったパネルなどの写真も添えてくれると、なおよかったと思います。
壁新聞を作るときの各ステップやそのときの考え方、作業のやり方は、これから壁新聞を作ってみようと思っているクラブのためにとても参考になると思います。
では最後に師範から課題をひとつ。
ご存知のとおり、毎年地球上から森林がどんどん失われています。その面積は1年間で日本の本州の3分の2ともいわれています。
一方で、新しく森林を造成しようと植林も行われています。では、地球上から森林が失われていく原因は何でしょうか。
原因は1つではありません。できるだけたくさん挙げて、それぞれについてクラブで話し合ってください。
もし、話し合いの成果に対して師範の指導が必要なら、こどもエコクラブへ連絡をしてください。
これからもみなさんで協力して、よりよい壁新聞を作ってください。期待していますよ。

こどもエコクラブ全国事務局Email: j-ecoclub@eic.or.jp

あおきっこエコクラブさん
師範から一言!━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━─━─━

かべ新聞に合鴨農法体験のことをすごくわかりやすくまとめてあります。みなさんの努力のたまものですね。
合鴨くんががんばって手伝ってくれた黒米作り、取れたお米はおいしかったですか。
合鴨農法について、農家の方に協力してもらい、素晴らしい体験ができたと思います。みなさんの学校には田んぼがあるのですね。うらやましいです。
合鴨をふ化しているところを見学し、命の大切さについて学習できたと思います。
合鴨も成長すると声変わりするのですね。おもしろい話です。また、合鴨クイズもおもしろかったです。友達にクイズを出題したとき、みんなの答はどうでしたか。 
ひとつのテーマを深く掘り下げて学習する例として、半年にわたる合鴨農法体験をまとめてわかりやすく書いてあるので、ほかのクラブの友達にも参考になります。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・・・

みなさんのかべ新聞によると、合鴨が水田で働いてくれるのは7月11日~8月28日の1ヶ月半くらいなのですね。ずいぶん短い期間のように感じるけれど、そのあたりを読者にもう少し詳しく説明してくれるとよかったと思います。
古い農具を使って米を作る、日本人の主食の米は、農家の人たちの苦労のおかげで作られているということがわかったと思います。そこには農家の人々が昔から学び教え伝えてきた知識や知恵がたくさんつまっていたでしょう、みなさんはそれらを体験できてとてもよかったと思います。
合鴨農法と普通の米作りと、比べてみるとどんなことがわかるのかな。興味があります。
次はどんな壁新聞かな、期待して待っていますよ。

漆原師範、ありがとうございました!つぎはどの地域のかべ新聞かな?お楽しみに!

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Email: j-ecoclub@eic.or.jp

漆原師範のご紹介はこちら!→ http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201205141556.html 
壁新聞道場一覧はこちら  http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html