活動レポート

活動レポート

カメ調査②

turtle (三重県)

活動日:

2020年05月05日

実施場所:

自宅

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

昨日の調査で、イシガメは捕獲できなかったと思っていた。川の変わりようからももともと少なかったので、もう住めなくなったのだろうと考えた。
捕獲したクサガメのなかで1匹だけ、ひどい水カビ病のカメがいた。
カメの治療をしてから、川に戻そうと話し合った。
昨日は辺りは暗くて、カメも黒くて、クサガメだと思っていたその水カビ病のカメは、
翌日見てみると、なんとニホンイシガメだった。
「ニホンイシガメだよ!」
川にまだイシガメがいたうれしさと、ひどい水カビ病になっていて、あの川でこれからイシガメが生きていくことの難しさを感じた。

参加者のようす

夜だったので、クサガメだと思い込んでしまったが、
明るい日差しのなかで見たら、すぐにニホンイシガメだと気づいた。
背中の甲羅はなんとかきれいにしたが、タワシでこすっても、なかなかとれない水カビ。
腹甲だけでなく、手、足、首、しっぽもひどい状態だ。
こんなにひどいの治るのかなぁ・・・
イソジンを塗って、強制日光浴をして治療することにした。

感想・気づいたこと・考えたこと

あの川にニホンイシガメがまだ生息していたことはうれしかった。
でも、甲羅干しできる場所は前から、アカミミガメだらけで、線路の下の電車の音がうるさい場所に身を潜めている状態だった。
その部分の川の工事が始まったのだから、もともと汚い水質もさらに悪化し、草場もなくなって、水カビ病になったのだろう。
川に草が戻ってくる日はあるのかな。
生き抜いていけるのかな。

【「久しぶりのカメ調査?」のメッセージからの続きです】
カメの生息数の調査では大半が外来種でしたが、二ホンイシガメも記録できたのは良かったですね。川の改修がすすんでも、たくましく生きるカメの姿に感動しました。ただ、捕獲した二ホンイシガメが、水カビに感染したことについては残念です。調査地が、決して良い環境でないことを考えると、どう対応するか難しいですが、皆で考え最良の方法を見つけていってください。
ところで、水カビの治療にイソジンが有効であることは知りませんでした。うがい薬として知られていますが、感染症の原因となるウイルスや細菌に対して、殺ウイルス・殺菌効果があるのですね。カメも私たちと同じ脊椎動物ですから、薬も同じように使えるのですね。「目からウロコ」の発見でした。【「ニホンイシガメの治療」へ続きます。】
エコまる
turtleのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名turtle
  • 所在地三重県
  • クラブの種類家族親戚

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