活動レポート

活動レポート

『なでなで!イルカと遊びながら学ぼう!』 イルカとお友達になれる?イルカとふれあって仲良くなろう!

OMRCこどもエコクラブ (沖縄県)

活動日:

2011年02月21日

実施場所:

恩納村 ルネッサンスリゾートオキナワ ドルフィンラグーン

参加メンバー&サポーター数:

45人

活動の分野:

  • 分野その他 分野その他

SDGs:

活動内容

1.「イルカを学ぼう!」イルカの生態や進化について、絵を描いたりクイズしたりして学ぼう!
2.「イルカを知ろう!」実物のイルカを近くで観察して、顔の違いや体の仕組みを知ろう!
3.「イルカとふれあおう!」実際にイルカとふれあって、楽しみながら遊んでイルカに詳しくなろう!
4.「イルカをふりかえろう!」イルカたちが危ない!?イルカや海の生き物を取り巻く環境問題って何!?

参加者のようす

今回は、ルネッサンスリゾートオキナワでバンドウイルカとのふれあいを行いました。
初めに、イルカとクジラの分類や進化、身体構造など、イルカについての基礎的なことを学びました。クイズをしたり絵を描いたりしながら学んでいくうちに、ただの「かわいい動物」だったイルカから「興味深い動物」へと印象が変わったようでした!次に、イルカを近くで見学し、体の動く仕組みや食事行動を観察したりして、イルカについて詳しくなることができました。また、一見するとすべて同じ顔に見えるイルカも一頭一頭違う顔をしていることを知り、子どもたちはイルカの顔と名前を頑張って覚えていました!
そして、いよいよイルカとのふれあい!初めは、手や体を動かすとイルカも同じ動きをする“ものまね遊び”をして、イルカも視力が良く人間の方をしっかり見ていることが分かり、驚いているようでした。慣れた頃に今度は、膝の深さまで水の中に入り、近くでイルカとふれあって遊びました。体やヒレをなでてみると「ツルツルしてる!」や「思ったよりやかたい!」など、初めてふれるイルカの感触にびっくり!また、水しぶきをかけられたり、餌をあげたり、手の合図でジャンプをさせたりと、イルカの生態や運動能力を間近で見て最後まで大興奮!最初は、3m・300kgある大きな体のバンドウイルカを少し怖がってしまう子どももいましたが、最後はみんな仲良くなった様子でした。

感想・気づいたこと・考えたこと

今回の活動では、イルカとのふれあいを通して、海や自然を守りたいという気持ちを養うことを目的としました。なので、ただイルカと遊んで「楽しかった」で終わることなく、「楽しく学ぶ」ことに力を入れ、イルカとの遊びの中でイルカの生態や行動などを解説していきました。そうすることで、子ども達は活き活きとした感覚の中で生の知識や情報を得ることができ、体験したことを強く印象化できたのではないかと思います。
また、イルカがゴミを食べて死んでいるということを知った子どもたちはショックを受けていましたが、同時に「私たちにはどうすることもできない」という、あきらめの様子を見せていました。しかし、「海に落ちているゴミも、元々は陸の上で誰かが捨てたゴミで、それが雨や風で流されたもの」だと、普段の生活との接点を伝えることによって、私たちの生活もイルカと繋がっており、「自分たちにも海を守るためにできることがある」と分かってくれました。
楽しく遊ぶことによって、イルカを好きになる。そんなイルカが今、海の汚染の影響で危ない状況にある。イルカたちがいつまでも元気に暮らせる海を守るためには何ができるだろうか?最後のふり返りでは、仲良くなったイルカたちを守るためにも、海や自然を大切にすることを約束してくれました。

その他

テレビや水族館では愛嬌のある動物として人気者のイルカですが、自然界では海の食物連鎖の頂点にいるため汚染物質を多く摂取していたり、流れるゴミを飲み込んで死んでしまったりと、環境汚染の影響を多く受けています。そこで、イルカと直接ふれあうことで、遠い存在だったイルカを身近に感じて好きになってもらい、そこから生物保護の視点、さらには海洋・自然保護への関心を持ってほしいという思いで活動を行いました。
沖縄は海に囲まれていますが、そこに住む人々はあまり海に出掛けません。この活動を通して、少しでも海に行く機会が増えたり、海に棲む生き物に興味を持ったりするきっかけになったらと思っています。

エコまる
OMRCこどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名OMRCこどもエコクラブ
  • 所在地沖縄県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

沖縄県内の小学生を対象に活動しています。
今年度は、『サンゴを守る草って、どんな草?』をテーマに、赤土流出の防止に活用されている植物を通して、サンゴを守る活動を行っていく予定です。

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