活動レポート

活動レポート

愛知の石はピッチストーン

ゴーウィングス (愛知県)

活動日:

2016年10月22日

実施場所:

名古屋大学博物館

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

地球教室の「愛知県の石 ピッチストーンってどんな石?」に参加しました。2日セットで1日目はピッチストーンの学習、2日目はピッチストーンを鳳来寺山に探しに行こうという内容です。1日目の本日はピッチストーン(松脂岩)とは何か?の話を聞きました。ピッチストーンとは火山ガラス。結晶がない石です。結晶を知るためにエリスリトール(甘味料)を溶岩だと思って冷やす実験をしました。熱したエリスリトールを2つのシャーレに入れて、1つのシャーレはそのまま冷やし、もう1つのシャーレは氷などで早く冷やしました。結果は早く冷やしたシャーレの結晶はそのまま冷やした結晶より細かくて小さい。結晶がないピッチストーンは溶岩が地表に出てきて急激に冷やされたことになります。
そのあと、天然ガラスの黒曜石で石器づくりをしました。黒曜石を石で叩いて破片を作りました。その破片で紙や皮を切りました。

参加者のようす

大人も子どももピッチストーンってどんな石なんだろうと真剣にお話を聞いていました。黒曜石で石器をつくる時は、切れるかな?と楽しみながらたくさん作りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

「愛知県の石 ピッチストーンってどんな石?」のチラシを見た時、なんだろう?ととても興味がわきました。すぐに応募して、参加できるようになったとき、とてもワクワクしました。鳳来寺山がずっと前に噴火して貴重なピッチストーンができあがりました。その偶然がすごいと思います。
昔の人は石器を作る石は黒曜石やピッチストーンがよいと見つけたのがすごい。いろんな石を試してみたのかな?それとも昔はいろんなところにあったのかな?切れるなんてすごいことだったと思う。ぼくたちも石で紙や皮が切れるなんて大発見だ。
結晶の話はとっても難しかったけど、冷やす温度や時間で結晶の大きさが変わることは分かった。実験をしたので分かった。氷砂糖みたいだった。

その他

愛知県の石 2016年 日本地質学会認定
岩石:松脂石(ピッチストーン) 鳳来寺山
鉱物:カオリン 瀬戸市
化石:師崎層群の中期中新世海生化石群(知多半島)

ゴーウィングスのみなさん、こんにちは!
ピッチストーンのでき方はおもしろいですね!自然の驚異(きょうい)である火山活動が作りだすピッチストーンを見つけ出し、その特性を観察して使い道を見つけ出す「人類の知恵」が現在の人類の繁栄(はんえい)をもたらしたのでしょうね。
変わった石を見てこの石ほかの石と違うと感じる「感性」がないとこの発見にいたらないと思います。黒曜石がするどい切り口になり、その破片で物を切ることを知識として学校で習うことはできません。みなさんの「気づく」感性が大切なのですね。
レイチェル・カーソンのセンスオブワンダーの中に「知ることよりも、感じることの方が大切です」の言葉があります。また報告してください。
エコまる
ゴーウィングスのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名ゴーウィングス
  • 所在地愛知県
  • クラブの種類家族親戚

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