活動内容

　庭の土を自分たちで耕す作業から始めました。掘っている中でミミズや虫の幼虫などは顔を出し、大騒ぎになる場面もありました。土のにおいや感触を肌で感じながら、チューリップや種を植えるための土壌をつくりました。
　種は「れんげ草」「わすれな草」「かすみ草」「スイートピー」などを植え、1か所に固まらないようにパラパラと蒔き、そっと土をかぶせていました。
　チューリップの球根は、自分たちで好きな色を選び、植える場所も決め、自分の花が咲くのを楽しみにできるようにしました。

参加者のようす

　土をつくる作業では、大きなミミズが出てきたことがかなり印象的だったようで、活動ノートにそのことを書いた子どもが多くいました。「ミミズがいる土は土が元気な証拠で、いい土で育てるとお花もきれいに咲くんだよ」という説明に、嫌がらずにがんばって土いじりをする子どもの姿がありました。活動ノートにも「汚れたりしたけど、楽しかった」と書いた子どももいました。また、「春に花が咲くのが楽しみ」という感想が多く書かれ、活動を通して季節を感じることができると思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

　花の種を自分たちで植えたことによって、自然に興味を持つ力は、子どもたちについてきたように思いました。今年は初めての活動が多くボランティアさんの力を借りることが多かったのですが、植えた後の植物の成長を見守ることも大切な活動となってくると思うので、今後はそのための工夫を考えながら、活動を組み立てていければと思いました。

その他

なし