活動レポート

活動レポート

川の下流で見られる生物観察

OMRCこどもエコクラブ (沖縄県)

活動日:

2023年06月18日

実施場所:

沖縄県恩納村

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

陸地からの赤土流出防止による問題を前回模型を利用して学んでもらった子供たちと、今回は赤土が流れ出てたまりやすい河口付近で見られる生き物を探してみました!
最も多く見られたのは「シオマネキ」というカニの仲間たち。多数の種類が混在しており、見つけるたびに違う模様のカニを発見。
その場でスケッチして、後日各自で調べてもらい、カニの種類を特定することにしました。

参加者のようす

観察にやってきた子どもたちに気づいたカニ達は、その場で素早く土の中や石の影に逃げ込み、最初はじっくり観察とはいかず。。。子どもたちは、カニの身を守る動きの速さに大興奮でした。スケッチに取りかかるころには、いかにカニを驚かせないか、各自で工夫し忍び足で近づく姿は、生き物の特性を各々で学んでるようで大変関心しました。観察できた子どもたちからは、「さっきのと同じかな?でも足の長さが違う、、?模様も違う?」を、興味津々な声が聞こえてきました。

感想・気づいたこと・考えたこと

OMRCこどもエコクラブのみなさん、こんにちは。
今回は河口で生きものを観察したそうですが、たくさん見られたというシオマネキのなかまは、オスの左右のハサミの大きさがぜんぜんちがうふしぎなカニですね。沖縄にはカラフルなシオマネキ類がいるそうですが、この河口でも一度にいくつもの種がみられたということでうらやましいです。そして、もしかすると一つの種のなかでも、もようや色が少しずつちがうのかな。
みなさんはすばしっこいシオマネキを見て、おどかさないように工夫しながらしっかり観察をしてスケッチしていたそうですね。いまは本やインターネットでいろいろな情報が集められる時代ですが、自分自身がほんとうの生きものを見てそのようすを感じとることは、とても大切だと思います^^
沖縄では赤土の流出が問題になっていて、シオマネキをはじめとする河口の生きものたちもなにかの影響をうけているのかもしれません。これからの未来も小さな生きものたちがふつうに生活できる環境を守っていきたいですね。
それでは、つぎの活動もレポートでおしらせください。よろしくお願いします。
エコまる
OMRCこどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名OMRCこどもエコクラブ
  • 所在地沖縄県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

沖縄県内の小学生を対象に活動しています。
今年度は、『サンゴを守る草って、どんな草?』をテーマに、赤土流出の防止に活用されている植物を通して、サンゴを守る活動を行っていく予定です。

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