活動レポート

活動レポート

もっと知ろう!トンボのこと ~ヤゴのかんさつ会~

エコエコ楽しみ隊 (東京都)

活動日:

2023年06月28日

実施場所:

放課後子ども教室

参加メンバー&サポーター数:

20人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

秋から春にかけて学校のプールにはたくさんの生きものがやってきて棲みつきます。トンボの幼虫ヤゴもいます。プール清掃前に3年生が総合の授業で「ヤゴ救出作戦」を実施したので、救出したヤゴをもらい受けヤゴの観察会を行いました。
①ギンヤンマがアカムシを食べるところや棒をのぼり殻から出てきてトンボになる様子の映像を観ました。
②プールによく卵を産みに来るトンボとそれらのヤゴの写真でトンボやヤゴについて学習
③まずはヤゴ(ギンヤンマまたはシオカラ)の様子をじっくりと観察。その後ケースにアカムシを入れたらどうなるか?捕食の仕方も観察できました。
④ヤゴの絵を描いたり、ヤゴ・トンボクイズに挑戦したり。感想もエコカードに記入しました。

参加者のようす

捕食の様子を見せようと2~3日エサを控えていたのが功を奏し、下あごを勢いよく伸ばし赤虫をバクバク。例年2~3人は虫の苦手な子がいるものですが、今年度は全員が夢中になって観察していました。
以下は感想の一部です。【不思議だな】あごを出し入れできる、エサをがん見する、エサを見つけるととびつく、ふんをとばす、ともぐいする【おもしろいな】えさをゆっくりねらっている、食べるのが早い、エサを上からつると上を見る【すごいな】えさをたべるとき、赤虫がすごいすき、歩くのが早い、形、だっぴするときエサを食べない、羽化できる【ねえねえヤゴさん】がんばってトンボになってね♡、ともぐいされないでちゃんと元気にトンボになってね、ふとるな、かわいいよ

感想・気づいたこと・考えたこと

当活動は、学校での体験学習「プールのヤゴ救出作戦」と合わせ、都会においても生きものの不思議を感じることができる貴重な機会となっています。これからも自治体や学校の協力のもとで継続していけたらと思っています。

その他

9月の活動で「プールのエコアップ」(トンボの産卵用ワラの投入)を予定。<br />
〔学年の内訳〕2年生:3名、3年生:9名、4年生:2名<br />

エコエコ楽しみ隊のみんな、トンボの報告ありがとう!
トンボは飛翔能力(ひしょうのうりょく)が高いので、産卵場所としての水域が連続していない都会でも、プールのような水場がパッチ状にあれば産卵してくれます。今回は、プール掃除のときに救出したヤゴを観察しました。ペットボトルのような容器でも飼育ができますから、観察には最適(さいてき)です。エサを食べる様子も観察し、生き生きとした感想も寄せてくれました。“食う食われる”の食物連鎖について、体験として観察できたことは有意義(ゆういぎ)であったと思います。今回は、羽化の様子はかんさつしなかったのかな?ぜひ、観察してみてください。
プールに産卵用の藁(わら)を入れるとギンヤンマなどが多く見られますが、入れないとアカトンボのなかまが多く見られます。そんなちがいもあります。いろいろな事象(じしょう)と関連させ、観察を続けてみてください。次の報告も待っています。
エコまる
エコエコ楽しみ隊のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名エコエコ楽しみ隊
  • 所在地東京都
  • クラブの種類その他

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「ごみ・3R」「生き物観察」「地球温暖化(気候変動)」「SDGs」などのテーマを絵本や紙芝居で予習したあと、リサイクル工作やゲームをしながら楽しく活動しています。

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