活動レポート

活動レポート

落ち葉はきをしよう

竹の子エコクラブ (埼玉県)

活動日:

2022年01月15日

実施場所:

多福寺境内林

参加メンバー&サポーター数:

45人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

「落ち葉はき」というと掃除のイメージがあるかもしれませんが、三芳町では農業に欠かせないことです。冬に雑木林の落ち葉をはき集めて、落ち葉だめで堆肥にして、野菜作りに使ったり、落ち葉をさつまいもの苗床にします。江戸時代から300年以上の歴史ある農業文化を三芳町の協力で体験させてもらいました。竹の熊手を使って落ち葉をはき集めます。竹は、先がしなやかで柔らかいです。落ち葉を大きな竹籠にどんどん入れていきます。籠を木のそばに置いて、つかまりながら中に入って落ち葉を踏み込むと、またどんどん入れられます。熊手で集めた落ち葉を籠に入れるのに、腕をアコーディオンのようにすると一度にたくさん持てます。

参加者のようす

みんな自分の籠を落ち葉でいっぱいにするのに夢中で冬の雑木林なのに、だんだん熱くなるほどでした。継続メンバーは、すっかり上手になり、一度に落ち葉を持ち上げる量も名人さながらでした。初めてのメンバーも楽しんでいて気に入ったようです。

感想・気づいたこと・考えたこと

昨年度はコロナウィルスの感染拡大により、落ち葉はき体験が中止になってしまいました。今年度は、特別実施をしてもらえました。まずは楽しむこと。それから、こういうやり方の農業が自分たちの暮らす町にあり、歴史があることを知るのは大切なことだと思います。土壌改良のためではあったのですが、落ち葉はゴミではなく堆肥になる、落ち葉堆肥農法は、循環型農法というエコな農業なんだというのもエコクラブメンバーとして知って欲しかったので、体験の機会を作ってもらえて良かったです。

竹の子エコクラブのみなさんこんにちは!
「落ち葉かき」なつかしい言葉ですね。レポートから、活動をする中で名人さながらの技術を身に着けていくメンバーのたのもしいようすが伝わってきました^^
むかしは畑や田んぼのひ料は落葉の堆肥(たいひ)が使われていました。「有機肥料(ゆうきひりょう)」と言って畑や田んぼに住む微生物(びせいぶつ)や、土壌(どじょう)生物にとっても大切なものでした。里山に植えられる樹木は農作業の終わった秋にたくさんの葉を落とす「落葉樹(らくようじゅ)」が里山に植えられました。それがコナラやアベマキ、クヌギなどです。みんなドングリがなる木です。これらの木は20年ぐらいで切って燃料として「薪(たきぎ)や炭(すみ)」で利用されました。三芳町の方の協力のもと、循環型農法について学ばれた今回の活動はとてもすばらしいと感じました。またぜひ報告してくださいね。
エコまる
竹の子エコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名竹の子エコクラブ
  • 所在地埼玉県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

三芳町の地域フィールドを楽しむ活動をしています。毎年度、応募してきたメンバーでどんな活動をしていくかを相談します。雑木林に季節ごとに行って生き物や花や木を観たり、夏は柳瀬川に入ってタモ網で魚を捕ってどんな種類がいるかを調べたりしています。年度をまたいで続けている活動は、ドングリから苗木を育てて植樹しています。

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