活動レポート

活動レポート

ツリーイングをしよう

竹の子エコクラブ (埼玉県)

活動日:

2021年10月30日

実施場所:

三芳町緑地公園内 平地林

参加メンバー&サポーター数:

63人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 葉・樹木 葉・樹木

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

ロープを使った木登りで、メンバーに一番人気の活動です。ロープ、ハーネス、ヘルメットといった用具を持参で技術を教えてくださるツリーマスタークライミングアカデミーの講師に来ていただきました。埼玉県のエコクラブ活動支援助成金を利用して活動が出来ました。ロープを使うといっても誰かが引っ張ってくれるわけではなく、自分の力で自分を一歩一歩、上へ持ち上げていくので簡単ではありません。だからこそ、自分の思うところまで登り切ったメンバーの達成感はすごいようです。雑木林を大切に感じて欲しい。保全をとの思いを伝えるには言葉だけではなく、このような体験が効果絶大だと思います。

参加者のようす

初めて体験するメンバーも多かったのですが、途中で諦めることなく、自分の思うところまで登り、満足しているようでした。低学年も多いのに講師に感心されました。木と木の間に張ったハンモックのような基地に乗り移るチャレンジは、下で見守るこちらもお尻がひやぁとします。講師のものすごい助けのおかげもあるのですが、成功した基地の中からこちらを見下ろすドヤ顔や癒やされてるとほわぁっとした顔を見せて、会場全体を明るくしてくれました。講師がスラックラインやキャンプ用のテントの床代わりになるらしいネットを木と木の間の低い位置に張ってくださったので、木から下りたメンバーやサポーターも遊んだり、寝転んで雑木林に抱かれているような感覚を味わえました。

感想・気づいたこと・考えたこと

町内にこういう場所があることを知らないメンバー親子も多く、漠然と緑がたくさんあると感じていたようです。
この体験で雑木林を身近に感じて、好きになってもらえることと思います。ただ、数年前から始まっていたのですが、今年度、ナラ枯れ被害が拡大して、県も町も対策、対応中ではありますが楽観出来ない状況です。講師にも事前に連絡していたので、早朝からロープを掛ける木を検討してくださいましたが、予想以上に被害がひどくて何本もロープを掛け直し、開始時間が遅れるほどでした。ラップを巻いたような木を見ることが多くなったと気付いていた人もいましたが、キクイムシによる伝染病だと言うと驚いていました。こんなに楽しい活動が出来なくなるかもしれない危機です。エコクラブとして出来ることを考え、行動していかなくてはと思います。

竹の子エコクラブのみなさん、こんにちは。ツリーイングのレポートをありがとう。
木を間近に感じて大迫力(だいはくりょく)の感動を味わえますね。自分の力で自分を一歩一歩持ち上げて登り切った時の達成感や、雑木林に抱かれているような感覚、すばらしいですね~!!こんな活動ができるなんてうらやましいです(^^)
ナラ枯れの被害は心配です。県や町の人たちといっしょに、対策に参加できるといいですね。身近な雑木林を大切にしてください!!またのレポートを楽しみに待っていますよ(^^)/
エコまる
竹の子エコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名竹の子エコクラブ
  • 所在地埼玉県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

三芳町の地域フィールドを楽しむ活動をしています。毎年度、応募してきたメンバーでどんな活動をしていくかを相談します。雑木林に季節ごとに行って生き物や花や木を観たり、夏は柳瀬川に入ってタモ網で魚を捕ってどんな種類がいるかを調べたりしています。年度をまたいで続けている活動は、ドングリから苗木を育てて植樹しています。

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