活動レポート

活動レポート

ホタルネットワークmito春の活動 その2

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2021年03月20日

実施場所:

水戸市見川町

参加メンバー&サポーター数:

74人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

ホタルネットワークmito春の整備作業の後は、こどもたちの遊びの天国。
セブンの森の下流側の泥が溜まってしまっている池からスナヤツメのレスキュー活動を行いました。
スナヤツメは昨年2月にはじめて確認され、その生態系を調べてきました。
その多くは50年前に水田が広がっていた時代、田んぼの畔の間を流れていた小川に普通にみられていたと思います。

参加者のようす

しかし、休耕田化が進み、小川もなくなり、スナヤツメはなくなく、下流の水たまりに棲みかを求めて移動していったと考えられます。
今回、ユースが上流からの湧水を活用して水路を造成したことから、生物学習会で採取されたスナヤツメ約20匹を再生した小川に移植しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

移植といっても約150m上流に移動しただけですが、きれいな湧き水の水路を気持ちよく泳いでいました。
翌日も、悠々と上流に向かって泳ぐ姿がみられました。
ホトケドジョウとスナヤツメ、そしてホタルが舞う豊かな河畔林になってきました。

<ホタルネットワークmito春の活動 その1へのメッセージの続き>
整備作業のようすもアップしてくれました。活動の写真を見ると、とても生き生き楽しそうに作業を行うようすがうかがえました。
その中でスナヤツメを採集(さいしゅう)できたのは、環境が改善(かいぜん)してきた証(あかし)ですね。
この活動する場所は、整備作業を行う中でいろいろな環境の変化がありました。長い歴史の中でスナヤツメがどのような暮らしをしていたか、思いをめぐらして活動することも大切です。どんな環境にしたいのか最終目標を定(さだ)め、それに向けて地道(じみち)な活動を続けてほしいと思いました。
それから、ホタルの舞う環境を目指すだけでなく、ホトケドジョウやスナヤツメなど、ほかの生きものにも目を配れるようになったのは大きな成果ですね。
次は何を行うのか楽しみです。次回の報告も楽しみに待っています。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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