case10 自然探検コロボックルくらぶ(埼玉県川口市)|リアルヴォイス

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case10 自然探検コロボックルくらぶ(埼玉県川口市)

2020.06.10 掲載

こどもエコクラブには毎年2,000クラブ、10万人の子どもたちが参加しています。この「リアルヴォイス」のコーナーでは、まちのエコのため、地域の環境を守るために日々コツコツとがんばるクラブと子どもたちにスポットを当てます!次はあなたのクラブがインタビューされるかも!?

今回のリアルヴォイスは埼玉県川口市の「自然探検コロボックルくらぶ」にインタビュー!
3歳から高校生まで、幅広い年齢の91人が登録する、今年10年目のクラブです。
埼玉県川口市を流れる綾瀬川の河畔に広がる「綾瀬の森」を活動拠点として、月1回のペースで自然の中で楽しく活動しています。

それでは早速、インタビューしてみましょう!インタビュー.bmp

aruku-h.png活動をスタートしたきっかけは何ですか?
円形〇.png昆虫の好きな子どもたちによる「綾瀬の森」の生き物調査を始まりに、2010年6月27日にスタートしました。
その後も生き物調査を継続し、さらに森の管理と里山の暮らし・遊びの活動を加えました。
子どもたちの自然体験や自然遊びが、自然を守る気持ちにつながることを大切にしています。
今までで一番楽しかった活動は何ですか?aruku-h.png
円形〇.png子どもたちの声を紹介します!
野草の天ぷら、桑の実ジャムづくり、虫とり、枯れ枝を集めて焼きいも、バッタ選手権、どんぐりゴマ選手権!

うわ~楽しそう!聞いているだけでワクワクしますインタビュー.bmp

クラブの自慢は何ですか?aruku-h.png

円形〇.png活動拠点の「綾瀬の森」は、綾瀬川の河畔林で市民が作り出した自然地で、木と草が残され、生き物の多い場所です。
発足当時から継続している生き物調査では、これまでに321種の昆虫を確認しています!

この森に遊歩道の建設が決まった時、夜の森の生き物調べでセミの幼虫が土から出てくるのを観察していた子どもたちは、早速「土の道」と「舗装の道」を比較調査!
すでに舗装されていた草加市側の遊歩道と、建設予定の川口市側の未舗装の道を歩き、路面温度や歩いた時の感触、生き物の種類などを調べました。

調査の結果は、
【舗装の道】

・夏の路面の温度53度とかなり暑くなる
・生き物が少ない
・歩きやすいが、硬くて疲れる

【土の道】
・草が生えて、路面の温度が下がる

・生き物が多い
・疲れない

その後、川口市の行政担当者の方を招き、森で「子ども未来環境会議」を開催。調査結果をもとに「土の道」を提案しました。
その結果、遊歩道は生き物に配慮した「土の道」に決定!!
この取り組みが評価されて、2017年度に日本自然保護大賞(主催:(公財)日本自然保護協会)を受賞しました。
遊歩道は2020年度完成予定で、現在「綾瀬の森」横の土の道の整備が始まったところです。

クラブのメンバーたちが、活動を通して成長したと思うのはどんなことですか?aruku-h.png
円形〇.png活動を継続していると、年上の子が年下の子に教えてあげる姿によく出合います。同じ学校ではない子どもたちですが、自然の中で支え合う関係が育ってくるのがとてもうれしいです。

また、前述の子ども未来環境会議では、大人に対し、堂々と自分の意見を言う姿に感動しました。
aruku-h.png3歳から高校生まで幅広い年齢層の子どもたちが集まっていますが、それぞれどのように活動に参加していますか?
円形〇.png小学生が中心の活動内容ですが、幼児の参加も多く、集団活動の渦の中で流れに乗って活動しています。3歳の子も、自然の中で楽しんでいます。

上級生の子たちは、特に役割を割り振っているわけではありませんが、長く参加しているので流れがよく分かっていて、自ら受付や始まりの会での活動説明などをしてくれています。


上級生が動いてくれると、小さな子を含めて全体の活動が生き生きしてくるのを感じます。そうした雰囲気で、終わりの会では、幼児の子が良く手を挙げて感想を言ってくれます。それぞれに、活躍の場があります。
上級生が積極的に関わることで、クラブ全体に良い影響を与えてくれるのですね!aruku-h.png
円形〇.png上級生の子は生き物や自然が好きな子が残っています。環境系の専門学校に進んだ子もいます。
現在もリーダーとして、運営に関わっています。何より、生き物が好きな姿が、子どもたちの一つの目標になっていると思います。
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中学生メンバーが、桑の実ジャムの作り方
を説明してくれています。
カヤックで、日本一汚いと言われた綾瀬川
の水上ゴミ拾いをしました。「ペットボト
ルのごみが多かったです。」

落ち葉を集めて、越冬幼虫の体験をしました。
「あったかい~」「落ち葉はゴミじゃないん
だね。」

 

自然の中で楽しみながら活動していた子どもたちが、森の生き物を守るために成長していく姿が本当に素晴らしいです!
自然探検コロボックルくらぶさん、ありがとうございましたインタビュー.bmp

 

「リアルヴォイス」では、以下のようなクラブやメンバーたちをとりあげて紹介していきます。
インタビューを受けてもいいよ☆というクラブのみなさん、
ぜひ全国事務局までメールをお送りください!
掲載されたクラブには、こどもエコクラブの粗品を差し上げます。

  1. 地道にコツコツと地域で活動しているよ!というクラブ
  2. ゆかいなクラブ名の秘密、教えます!というクラブ
  3. 大学生・社会人としてがんばっているこどもエコクラブのOB/OG