お知らせ

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「こどもエコクラブ飯能」(埼玉県飯能市)のイベント「SDGsフェスタ」に行ってきました!

2022.04.04 掲載

IMGP0553.JPG 3月26日(土)、埼玉県飯能市の「こどもエコクラブ飯能」さんが実施するイベント「SDGsフェスタ」に、エコまるとAll Japan Youth Eco-clubのメンバー、そして全国事務局がおじゃましてきました。「こどもエコクラブ協働プログラム」としてクラブが企画したこのイベント、様々な体験プログラムを通して、SDGsへの関心を深め、自分たちにできることを実践する仲間を増やすことを目的としています。

 まずはエコまるが参加者にご挨拶。コロナ禍で久しぶりの出番となったエコまるでしたが、相変わらず大人気!早速みんなに囲まれていました(^_^)

 最初の体験プログラムは「ゴミ拾い&魚の放流体験」です。放流場所の飯能河原まで、みんなでごみを拾いながら歩きます。注意してみると、道路脇の植え込みの陰や草むらにはゴミがたくさん。がんばって拾ったゴミをまとめるとかなりの量になりました。
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 河原に着くと、入間川漁業協同組合の方々のご指導の下、いよいよ川魚の放流です。今回放流するのは「ウグイ」というコイの仲間の魚。今放流すると、5月に卵を産んでますます増えてくれるのだそう。子どもたちは興味津々でたらいをのぞきこみ、ビニール袋の中にウグイを捕まえようとします。なかなか捕まえられず苦戦していましたが、漁協のおじさんから「袋のふちをたらいの底につけて、端の方に追い込んでいくといいよ」とコツを教えてもらうと、次々に捕まえられるように。中には一度に10匹近くも捕まえた子もいましたよ!ビニール袋に入れたウグイは、水際まで持っていってそっと放します。放たれた魚たちは広々とした川を元気に泳いでいきました。
実は放流を行った飯能河原はバーベキューの名所で、水質がかなり悪化した時期もありましたが、地元の人たちの川を守る取り組みにより少しずつまたきれいな水を取り戻しつつあるそうです。ウグイをはじめとする魚や多くの生き物たちが生息できる豊かな川をいつまでも残していきたいですね。
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 続いては火おこし体験におじゃましました。金属をこすり合わせて火花を散らす「ファイヤースターター」という道具を使います。発した火花が燃えやすい脱脂綿に落ちると炎が上がるので、それを新聞紙や細い木切れに移しながら大事に育てていきます。慣れない道具に苦労しながらも、みんな炎を起こすところまでは成功!その後は強くなってきた風とも戦いながら火を大きくしていました。自分でおこした火であぶったマシュマロの味は格別でしたよ!(^^)!
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 豊かな自然に囲まれての様々な体験プログラムを参加者のみなさんは思う存分楽しんでいました。ゴミ拾いは「12つくる責任つかう責任」、魚の放流は「15陸の豊かさも守ろう」、火おこしは「7エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、という具合に、実施されたプログラムは全てSDGsに関連づけられます。今回のイベントが、子どもたちだけでなくご家族でもSDGsについて話し合ったり、できることを実践してみたりするきっかけになるといいですね。

 ご来場くださったみなさん、ありがとうございました。そして企画・運営された「こどもエコクラブ飯能」のサポーター・メンバーのみなさん、お疲れ様でした!! 

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