「いきものみっけファーム　in　松本　フォーラム」で、活動のふりかえりをしたよ♪

2017.04.03 掲載

2017年2月25日（土）、長野県松本市で「いきものみっけファーム　in　松本　フォーラム」が開催されました。このフォーラムは、「いきものみっけファームin　松本　推進協議会」 の主催で、2011年より活動をスタートした「いきものみっけファーム　in　松本」のこれまでをふりかえるとともに、これからの活動について参加者や関係者と考えあうイベントです。

今回のイベントは豪華な2部構成！
第1部は、活動をサポートする大人だけでなく、参加している子どもたちや保護者のみなさんからも、日頃の活動や活動を通じて感じていることなどの発表がありました！

年間を通じた活動は、子どもたちの自主性を大切にして企画されており、子どもたちからも「とても楽しい」との感想がありました。保護者の方からは、活動を通じて子どもが生き物が好きになっていること、それを見守る中で自分も生き物に興味がでてきたり、地域の環境や安全な食についての理解が深まってきたという発表がありました。
子どもたちが地域の中で活動することで、大人たちも一緒に地域の環境保全の意識が高まる、まさにこどもエコクラブの目指す理想的な活動をしている「いきものみっけファーム　in　松本」のみなさんの様子に、とてもうれしくなりました！

活動発表の後は、子どもと大人に分かれての分科会です。子どもは水生生物観察や体を動かすゲームで賑やかに♪大人たちは、協議会に関わる者同士として今後の展望や課題について意見交換を行いました。

第1部のふりかえりとして、「いきものみっけファーム　in　松本」の活動を通して、前より何らかの成長があったと思う人！という問いにほぼ全ての方の手が挙がりました★
地域の自然や生き物と触れ合あうこと、地域のいろいろな方と触れ合うこと、様々な「触れ合い」が、子どもたちや地域のステップアップにつながっていることをみんなで実感し合いました。

お昼は、みんなでお餅つき！つきたてホカホカのお餅をみんなで味わいました！
第2部・特別ゲストの地元のJ2サッカーチーム松本山雅FCの鐡戸裕史さん・片山真人さんもお餅つきに参加してくれました。

第2部は、環境と食と農を考えるパネルディスカッション。
松本で地元の若手農業者を対象に地域営農リーダー育成に取り組んでいる「松本新興塾」の佐藤進さん、長野市で「いきものみっけファーム　in　ながの」に取り組んでいる株式会社ミールケアの丸山寛典さん、そして松本山雅FCの鐡戸裕史さん・片山真人さんから、地域に根差した環境と食の取り組み、農業の現状や大切さについて様々な意見交換が行われました。

今回のフォーラムでは、子ども・大人の参加者、活動をサポートする地域団体・企業、大学など様々な立場の人々が一堂に会し、活動の成果と現状、今後の課題について共有するとても良いきっかけとなりました。
これからも継続的にこのような会を行い、「いきものみっけファーム　in　松本」に関わる人々がそれぞれの思いを伝えあっていくことの大切さを実感し、笑顔で終了となりました！