壁新聞道場! バックナンバー

壁新聞道場!

【2021 壁新聞道場!】たのもーーーう!秋田県

2021.07.28 掲載

秋田県からは2枚の壁新聞が届いたよ!
今週は西澤師範です、よろしくお願いしまーす。

 

秋田市「あきたチアーズクラブ」
21-05-01.JPG
SDGs sdg_icon_12_ja_2.pngのサムネイル画像sdg_icon_17_ja_2.pngのサムネイル画像

秋田市「ひろおもてエコクラブ」
21-05-02.JPG
SDGs sdg_icon_12_ja_2.pngのサムネイル画像sdg_icon_13_ja.pngのサムネイル画像

あきたチアーズクラブのみなさんへ
師範から一言!

SDGsの17ある目標のうち12番目の「使う責任つくる責任」に注目して、エシカル消費について詳しく調べることができました。
そして、サブタイトルで「森、有機JAS、海、地産地消、カエル、ごみリサイクル、みんなの目標」という6つのキーワードで、壁新聞のレイアウトをまとめているところも分かりやすくていいですね。
この新聞を読んで、まず、有機JASマークが太陽と葉っぱでできていること初めて知りました。お店の調査はグリーンピースやコーンやインゲンにこのマークがついていたようですが、調査した季節によってもっと違った野菜にもついてくると思うので、季節が変わるごとに、これからも積極的に探してみてください。さらに、野菜と水の汚染の繋がりについて気がつくなんて目の付け所がいいですね。
それから熱帯雨林保護のマークになぜカエルが使われているのか、私も前から気になっていました。カエルは環境の変化に敏感な生き物なので、マークに選ばれたのですね。そういえば、私の住んでいる地域でもカエルの数がずいぶん減ってきているように思います。地元の環境の変化について調べてみなきゃと改めて感じました。
ところで、実際にカエルのマークのついている食べ物は見つかったかな。 私は、コーヒーやバナナでカエルのマークのものを買いますが、他にどんなものにこのマークがついているのか、今度お店に行ったら調べようという気持ちにさせられました。
ごみリサイクルのコーナーでは、食べ物を包む容器についても考えることができました。コロナでいろいろなものが一つずつ包んであるのはちょっと残念です。コロナの間も、個別に包むのではなく、大きな袋にたくさん入っているもの、とか、リサイクルしやすい包みのものを選んでみましょう。

とっておきのゴシドウ★

カエルのマークの説明のように、FSCのマークがどうして森を守るのか、まだ知らない人も多いので説明があると良かったと思います。
それから、エシカル消費については、キーワードに「生産する人々」というのも加えて欲しかったです。私たちの生活で使っているものは、日本だけでなく、世界のいろいろなことと繋がっています。たとえば、バナナだと、働いている人の環境についてはどうなんだろうなど、使っている薬だけでなく、作っている人達のことも調べてみよう。
また、食べ物だけでなく、サッカーボール、私たちが着ている服なども、フェアートレードマークがついているものがあります。エシカル消費をしていく上で、世界の働いている人々についても考えていく必要があるので、さらに調べてみてください。
そして調べたら終わりじゃなくて、ぜひ買い物する時はそのマークのものを買いましょう。お店にない場合は、お店においてもらうように頼んでみましょう。お店の人へのインタビューなんかもぜひ記事としてのせてみましょう。

地域事務局からの応援メッセージ【秋田県】

今年はSDGsからもう一歩踏み込んで、「エシカル」という難しい課題に取り組みました。秋田県の特色を意識し、これからの秋田についても考え、まとめているところに感心させられました。
「みんなの目標・宣言」にあるとおり、社会や地球環境、地域の安心安全は、人間だけでなく、地球に暮らす生き物全体を守ることにつながります。新聞作りで学んだことを普段の生活に生かして、環境・社会・人に対し、私たちができることから積極的に取り組みましょう。

 

ひろおもてエコクラブのみなさんへ
師範から一言!

令和2年度に行った5つの活動についてまとめた新聞で、レイアウトがとても読みやすいです。コロナの影響で屋内の活動がしにくいなか、地域でできる野外活動をしたのかな。生き物観察、ごみ掃除、電気の使い方、そして地域のお祭りに参加と、いろいろなテーマで環境について考えることができました。
感想文だけでもそうですが、ザリガニの折り紙、ザリガニの絵などが新聞に貼ってあることを考えると、活動の中でみんなの印象に残ったのが「ざりがにつり」だったんだろうなあと感じます。ただ、みんな「全然釣れなかった」って書いているけど、合計34匹もザリガニが釣れたとも書いてある。あれっ、残りのザリガニは誰がつったのかなあ。それから、釣ったザリガニはアメリカザリガニなのか、ニホンザリガニなのかな。登和さんの感想に、「秋田にまだニホンザリガニがいる」と書いていますが、アメリカザリガニとニホンザリガニの違いが気になりました。

とっておきのゴシドウ★

私は京都に住んでいるので、秋田のこと、そして広面小学校がどのあたりにあるのかさっぱり検討がつきません。こどもエコクラブのメンバーは全国にいるので、私のように秋田のことを知らないお友だちも多いと思います。できれば新聞で詳しく教えてくれるとうれしいなあ。また、それぞれの記事の中から、今年の「いちおし」活動を少しだけ大きく取り上げて、詳しく書いてみてもいいかもしれません。今回の場合、ザリガニつりが一番伝えたかった活動だったのなら、その時に様子をもう少し詳しく知りたかったです。ザリガニをつった場所が川なのか池なのか、などもう少し詳しく分かるといいなあ、と思いました。
その他にも、たとえば、大学病院裏の水路でホタルを見たようですが、大学病院がある場所って、町のまん中のような気がします。町のまん中でホタルが見られるのですか。それとも大学病院は里山のそばにあったりするのですか。広面小のことを知らない人にとっては、想像するのもちょっと難しいです。

地域事務局からの応援メッセージ【秋田県】

自分たちの住んでいる地域の自然や環境、行事などを通して、楽しく活動している様子が伝わってきます。広面地区が豊かな自然や伝統行事に恵まれた、すてきな所だということがよく分かります。
様々な体験を楽しむだけでなく、気づいたことや分かったこと、不思議に思ったことをたくさん見 つけているのが素晴らしいですね。広面地区を、もっと人に優しく自然も豊かな場所にするにはどうしたらよいか、たくさんの体験を通してこれからも考えていきましょう。

西澤師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

kawa-ekomaru.pngのサムネイル画像

ご意見ご感想もお待ちしております!
101-0032 東京都千代田区岩本町1丁目10-5 TMMビル5F
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5829-6359 FAX:03-5829-6190

Email: j-ecoclub@jeas.or.jp

師範紹介ページはこちら! その① その②

2020年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/202012162020.html
2019年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201912131500.html
2018年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201901062018.html
2017年の壁新聞道場一覧はこちら 
http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201801121459.html
2016年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201703311342.html
2015年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201603301552.html
2014年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201501071712.html

2013年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html