壁新聞道場! バックナンバー

壁新聞道場!

【2021 壁新聞道場!】たのもーーーう!岡山県

2021.06.09 掲載

岡山県からは2枚の壁新聞が届いたよ!
今週は池田師範です、よろしくお願いしまーす。

倉敷市「イオン倉敷チアーズクラブ マスカット隊」
21-33-01.JPG


SDGs sdg_icon_07_ja_2.pngのサムネイル画像 sdg_icon_17_ja_2.png

津山市「わくわくエコクラブ」
21-33-02.JPG


SDGs sdg_icon_02_ja_2.pngのサムネイル画像 sdg_icon_15_ja.pngのサムネイル画像
 

イオン倉敷チアーズクラブ マスカット隊のみなさんへ
師範から一言!

コロナ禍で集まっての活動ができない中、「おうちでチアーズ」と題して活動をつづけたことが、すばらしいことだと思います。学年別に絵本と顕微鏡(けんびきょう)を送ったところも、みんなが研究しやすくなるよいアイデアです。SDGsはアルファベットがならんでいてむずかしい言葉(ことば)ですが、みなさんの日々の行動がSDGsの目標達成(もくひょうたっせい)につながります。

干しガキをつくって太陽パワーを味覚(みかく)で感じるというのは、楽しくて、しかも分かりやすいですね。小さくシワシワになったのは、カキの中の水分(すいぶん)が少なくなってかんそうしたからです。とてもあまくなるのは不思議(ふしぎ)ですよね。カキもシイタケも太陽の光をあてて干すことによって、中にある成分が変化するからで、あまくなったり栄養(えいよう)いっぱいになったりします。

みかんの皮はいろいろなことに利用できます。みかんを食べたら皮をすてないでかんそうさせておいて、料理に使ったり、おフロにいれたり、油よごれのそうじに使ったりすることができるので、いろいろとためしてみるのも楽しいですね。

とっておきのゴシドウ★

太陽の向きによって、どのようにかげが変わるのか、おもしろいことを調べてくれました。外をあるいているとあたりまえのようなことでも“なぜ”と考えてみるのはいいことです。太陽とはんたいがわにかげができていることから、太陽のひかりはまっすぐにすすむということが分かりますね。ところで、かげの長さはどのように変わりましたか?こんど調べてみてください。

花粉(かふん)はとても小さいですが、顕微鏡でみると、とてもふくざつな形をしていてびっくりしますね。花粉は風によってはこばれるものや、虫によってはこばれるものなどいろいろあります。キクの花粉は虫によってはこばれるので、虫にくっつきやすい形になっているのでしょう。風によってはこばれる花粉はどんな形をしていると思いますか?他の花の花粉もぜひしらべてみてください。

地域事務局からの応援メッセージ【岡山県】

新型コロナで活動が制限される中でも、楽しんでエコ活動ができましたね。それぞれが太陽について、植物に与える影響などを調べて、発見したことや感じたことを、絵と文字でよく表現できています。今回の研究で不思議に思ったことや興味を持ったことがあると思うので、さらに調査を進めてほしいなと思います。
また、いろいろな視点での行動宣言ができましたね。太陽のパワーをもらいながら、自然を大切にする行動を実行してもらいたいですね。


わくわくエコクラブのみなさんへ
師範から一言!

タンポポはみぢかな植物ですが、観察してみるといろいろな発見があったと思います。ニホンタンポポとセイヨウタンポポの見分け方は、写真を使って説明してくれて分かりやすいです。ニホンタンポポとセイヨウタンポポはどちらがどれくらい多いか数を調べてみましたか?

イネ、ヤマノイモ、サツマイモと色々な栽培にチャレンジしてくれました。植えた時期と収穫の時期が書いてありますが、その途中どんなことをして、どんな大変なことがあったのかを知りたくなりました。

最近では七草がゆの時期になると、スーパーで春の七草をセットにしたものを見かけるようになりましたが、土手や田んぼを歩いて探すのは、見つけたときのうれしさもあり食べるときの楽しみが何倍にもなります。みんなとわいわい食べられるようになりたいですね。

早春の山菜採りではたくさんの山菜を見つけましたね!若葉が芽ぶく時期が山菜はとてもおいしいので、私も4月に山菜を採って食べるのを楽しみにしています(今はコロナ禍で行けていませんが)。おひたしがおいしい山菜もありますし、たしかに天ぷらにするとおいしく食べられるものが多いですね。タンポポの葉っぱも食べてみたことがあります。サラダとして生で食べたときは苦く感じましたが、やはりてんぷらにしたら苦みがなくなりおいしかったです。

とっておきのゴシドウ★

シイタケの紹介は、写真といっしょに日付をかいてくれたので、あっという間に成長するようすがとてもよく分かりました。シイタケを干すとかなりちぢんでいますね。ホダ木からたくさん水分をすったのでしょう。シイタケの目に見える部分は子孫(しそん)をふやすための胞子(ほうし)をとばすためのもので、本体のほとんどがホダ木の中にいます。きかいがあれば、シイタケを干す前に黒い紙の上などにしばらくおきっぱなしにしてみてください。
キノコ栽培に使う原木採りからおこなったのはとてもよい経験をしたと思います。”重かった”と感じたのは、大きさもありますが水分を含んでいるからです。立っている木だと種類によりますが半分くらいは水の重さです。

地域事務局からの応援メッセージ【岡山県】

食べることのできる植物をたくさん収穫できましたね。自分たちの体を動かしながら、比べたり触ったり観察したり食べたり、五感を使って自然の中で活動した様子がよく表現されています。今回の活動で初めて発見したハハコグサの花を疑問に思うなど、やって終わりではなく、自分なりの考えが育っているのも良いですね。
時間をかけていろいろな観点から調べてあるので、この壁新聞をたくさんの人に見てもらって、環境を大切にする気持ちを持って行動してもらいたいですね。

池田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

kinoko.jpgのサムネイル画像

ご意見ご感想もお待ちしております!
101-0032 東京都千代田区岩本町1丁目10-5 TMMビル5F
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5829-6359 FAX:03-5829-6190

Email: j-ecoclub@jeas.or.jp

師範紹介ページはこちら! その① その②

2020年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/202012162020.html
2019年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201912131500.html
2018年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201901062018.html
2017年の壁新聞道場一覧はこちら 
http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201801121459.html
2016年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201703311342.html
2015年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201603301552.html
2014年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201501071712.html

2013年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html