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壁新聞道場!

【2020 壁新聞道場!】たのもーーーう!埼玉県

2020.08.26 掲載

埼玉県からは3枚の壁新聞が届いたよ!
今週は宮川師範です、よろしくお願いしまーす。

さいたま市「浦和実業学園中学校社会科部」
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三芳町「竹の子エコクラブ」
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宮代町「MIYASHIROエコ☆スターズ」
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浦和実業学園中学校社会科部のみなさんへ
師範から一言!

発足して一年目で壁新聞に応募してくださってありがとうございます。大変わかりやすくていねいにまとめられていますね。活動内容も、助成金をもとに、外部との交流や学びもあり、中学生・高校生の活動として、申し分のないものだと思います。
環境学習を通して、学校外の社会や環境とのつながりを意識できる教育や主体的な興味を引き出す体験が必要と感じていましたが、それを立派に進められていて、とても頼もしく思いました。
今年1年の活動を踏まえて、今後の活躍がとても楽しみです!

とっておきのゴシドウ★

企業やNPO、自然体験など、様々な活動をこの1年間で行ってきて、それを整理するのも大変だったと思います。
特に大きなテーマとして、4R学習のことをしっかり学ばれたことが書かれていますね。
実はこの4Rに、「Write(書く)」を加えて5Rという言い方もあります。それだけ、環境活動を実際行うことに加えて、その活動を報告し、社会に発信することが大切になります。この壁新聞もそうした「Write」活動の一環になりますね!
また、壁新聞の最後に、「小学生からお年寄りまで環境について考えている人がいる」ことをお話されていますが、この壁新聞でも、小さな子どもたちから専門家までたくさんの人の目に触れます。そのため、読み手についてもいろいろ想像して、情報発信の工夫をしてみてください。
例えば、先程の「4R」も、小学生はわからないかもしれません。光害についても、写真だけではなにが害となっているのか、どういう研究だったのか、もっと知りたいと思う人もいることでしょう。そうやって、読み手や情報発信先をしっかり意識することで、もっと情報発信が楽しくなると思いますよ。

地域事務局からの応援メッセージ
【埼玉県】
「学び、それを社会に還元する」という活動テーマのもと、活動開始1年目から、積極的に多くの場所に出向き、人からお話しを聞くという高い行動力に大変驚きました。こんなにも多くの貴重な体験を積み、今後はそれらを自然や環境を守る活動につなげっていってもらえることを心強く思います。
引き続き高い意識とともに、学んだこと、感じたことを身近な人へ伝え広げ、周囲を巻き込みながら頑張っていってください。

【さいたま市】
発足して間もないクラブでありながら、地域の清掃活動、環境施設の見学、環境に関する講演への参加、秩父での自然体験など、積極的に環境学習に取り組むだけでなく、自分たちが体験し学んだことを、イベント等で発表するなど、たいへん熱心に活動しており、市として、とても心強く感じています。さいたま市でも、環境教育・学習を応援する様々な事業を行っていますので、是非活用してみてください。これからも継続して身近な環境問題にについて調べて、学んで、伝えていってください。

竹の子エコクラブのみなさんへ
師範から一言!

竹の子エコクラブさんは、山から川まで、とってもたくさんの活動を行っていますよね!そんな多様な活動をとってもわかりやすくまとめられていて、すばらしいです!
まずは壁新聞のタイトルのデザインもおしゃれで目を引きますね。デザインを高めることによって、それだけ注目されるわけですから、とっても大切な工夫です!
また、活動内容の紹介では、「タイトル」にも工夫して、とてもわかりやすく整理していますね。内容が一目瞭然です。よくよく活動の目的を理解した上で体験できたことがよくわかります。
こうした書き方は、とてもわかりやすいので、はじめてみた人でも、とても勉強になりますね。自分で得た経験を、わかりやすく伝えることは大変難しいことですが、がんばりました!
そして、すべての活動について、ちゃんと感想や活動の意味を述べていますね。みんなに理解してほしい、環境を大切にしてほしいという願いが、とってもよく伝わってきました。

とっておきのゴシドウ★

今回は、一年間で行ったたくさんの環境活動を整理して報告していただきました。活動報告として、とてもよくできていると思います。
その上で、こうした活動報告を見てもらって、どういう子どもたちの集まりなんだろう?ステキな森の写真だけど、どこにあるんだろう?とそんな気持ちも湧いてきました。
特に、野生の生き物調べなどは、地域によって、生息する生き物も違うため、日時や場所というのは、とても大切な情報です。こういう情報をしっかり示しておくことによって、別のクラブの環境活動の参考になったり、活動が広がったりします。
ぜひ、自分たちの活動グループのことや、活動した場所の自然情報も一緒に紹介してみてください。地域の自然のことがもっと発信できるようになりますよ!

地域事務局からの応援メッセージ
【埼玉県】
文字や写真の配置等、本物の新聞のような構成で、とても読みやすかったです。
タイトルや、大切なキーワードへの色付けは、とても鮮やかで、読んでいて非常に楽しかったです。1年間、地域の自然の中で行う体験活動を、感想やその目的とともに、いきいきと表現できていて本当にすごいと思います。
1年間の様々な活動、お疲れ様でした。これからも三芳町の素敵な環境を大切にして、活動を頑張ってください。

【三芳町】
竹の子エコクラブは、1年間の活動を通して生物多様性や身近な自然環境の保全など様々な取組みを実施していますね。 みなさんが自主的に活動計画を立て、様々な活動を楽しみながら取り組んでいる様子は、この壁新聞からとても伝わってきて、こちらも楽しい気持ちになります。みなさんの活動の精神は、町内外の住民へと広く伝わって、見守る大人たちの心をも揺さぶり、歴史に培われた貴重な自然や地域の魅力の再発見につながっています。
竹の子エコクラブのみなさん!みなさんの活動を通して、三芳町の素敵な自然環境を未来の子どもたちへ継承していきましょう。微力ながら町職員もサポートしていきます。一年間お疲れさまでした。
 

MIYASHIROエコ☆スターズのみなさんへ
師範から一言!

ステキなイラストがたくさん入っていてとても楽しい壁新聞になりましたね!たくさんの人達にみなさんの活動が楽しく伝わる新聞になったと思います。こうしたイラストは、小さい子でも気持ちを表現できるとても良い方法だと思います。
特に今回、よく目立っていたのが、切り貼りでつくった温度計のイラストですね!具体的に環境問題を示す大きなメッセージになったと思います。
また、最初に自分たちでできることを宣言し、年間の活動をわかりやすく書くことで、活動をしっかり伝えることができていますね。
そして最後には、自分たちの活動をして感じたみんなの感想がまとめられていました。私達がどういう未来を描いているのか、何をのぞんでいるのか、社会にメッセージがしっかり伝えられていました。最後までとても希望を感じるステキな壁新聞でした!これからもがんばってください!

とっておきのゴシドウ★

今回の新聞タイトルは、「みんなでためよう エコパワー」ということでとても元気のあるテーマと思います。でも他に「エコパワー」の言葉が使わえれていたのは、温度計の上にあるイラストだけだったので、テーマについては、しっかりと本文でも説明があってもよかったかなと思います。
特に新聞タイトルは一番強いメッセージなので、タイトルと記事を合せていくと、しっかり情報が伝えられる新聞になると思いますよ。
また、今年の活動では、企業の取り組みの感想を多く書かれていたので、たくさんのことを学ばれたと思いました。そんな企業の取り組みについて、壁新聞では、緑化やティッシュ等の商品を紹介されていますが、もう少し説明を多くできれば、最後のこどもたちの感想が伝わってくるとおもいます。
今の環境や社会について、こどもたちがどう感じているかは、大人のみなさんも、とても気になるところだと思います。子どもたちの想い(エコパワー)と社会の力が合わせ、未来をつくってください。これからの活動も楽しみにしています!

地域事務局からの応援メッセージ
【埼玉県】
「SAITAMA 環境フェア&こどもエコフェスティバル」のステージ発表でも登場したエコちゃんを始め、たくさんあるイラストで内容をより分かりやすく伝えていて非常に良いと思いました。また、「身近なものにもエコがある」という記事については、「あ!言われて みればそうだ!」と、意識していないうちに、会社(企業)の取組が進展していることに気づかせてもらいました。地域の環境をよくするための様々な活動を、いつもありがとうございます。これからも活動を頑張ってください。

【宮代町】
壁新聞のご提出ありがとうございました。今年は「みんなでためようエコパワー!」と題して、エコ☆スターズのみなさんの活動の様子がわかりやすく記載されていると思います。今回制作にあたったのは、小学6年生のメンバーのみなさんということですが、環境問題を解決するためは自分たちなりに身近なことから何ができるのか、したいのかがよく伝わってきます。 今後もメンバーのみなさん、力をあわせて活動を継続していただき、エコ☆スターズのさらなる活躍を期待しています。

宮川師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
軍団オー 色付き(えいえいおーなし).jpgのサムネイル画像

 

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