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【2020 壁新聞道場!】たのもーーーう!神奈川

2020.07.29 掲載

神奈川県からは大鋸児童館こどもエコクラブさんから壁新聞が届いたよ!
沼田師範、よろしくお願いしまーす。

藤沢市「大鋸児童館こどもエコクラブ」
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大鋸児童館こどもエコクラブのみなさんへ
師範から一言!

海のプラスチックごみは、世界中の海で大きな問題となっています。今回、海がある藤沢に住むみなさんが、このテーマを選んでしっかり調べてまとめられたのは、とてもよいと思います。

みなさんが海岸を清掃(せいそう)してわかったのは、海のゴミの7割は、川から運ばれてきたということ。町や川で軽い気持ちでポイ捨てされたゴミは、さいごにはきれいな湘南の海を汚し、そこに生きる生物などに害をあたえていることがわかりました。「川はゴミの通り道」となっている現実は、本当に悲しいです。

また、海の汚染(おせん)物質(ぶっしつ)となっているマイクロプラスチックの恐ろしさについても調べましたね。海洋に放出されたマイクロプラスチックは分解されることなく世界の海を漂(ただよ)い続けます。だからこそ、ペットボトルやレジ袋などのプラスチック製品は、正しく分類(ぶんるい)し、絶対にポイ捨てしてはいけません。

そのほかの「アズキ」や「水の汚れは何?」などのテーマも、しっかり観察してまとめられています。みなさんの充実(じゅうじつ)した活動が伝わって来ました。

とっておきのゴシドウ★

海の清掃をしたみなさんは、きれいになった海岸を見て「うれしい!」、集まったゴミを見て「ポイ捨てはやめよう!」、プラスチックのゴミの多さに「マイバックを使おう!」などと思いましたね。つぎは、みなさんのお友達やまわりの人達をさそってみましょう。
今、多くの海岸でビーチクリーン活動が行われています。その目的は、ゴミをひろって海をきれいにすることだけではなく、海の問題を知って「ポイ捨てしない」など、行動を変えていく人を増やすこともあります。藤沢の地域(ちいき)のみなさんと行動の輪(わ)を広げていって欲しいと思います。

またアズキのテーマでは、その成長を観察し、収穫(しゅうかく)後は、お赤飯にしてみんなでいただきましたね。アズキは昔から、あんこやおしるこのような食べ物や、お手玉やまくら、最近は温めて何度も使えるカイロなどにも利用されています。またたくさんできたら、地域の方にお話を聞いて、いろいろなものを作ったら楽しいですね。

沼田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
gomi-e.pngのサムネイル画像
 

大鋸児童館こどもエコクラブさんのような活動をしているクラブにオススメのリンクがあります
「海洋プラスチックごみについて考えよう」教材のご紹介
『水辺のごみ見っけ!』全国水辺のごみ調査で報告しよう!

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