壁新聞道場! バックナンバー

壁新聞道場!

【2019 壁新聞道場!】たのもーーーう!岐阜県

2019.05.29 掲載

岐阜県からはとみおか2年1組さんから応募があったよ。
今週は中西師範です。よろしくお願いしまーす!
山県市「とみおか2年1組」
19-21-01-1.JPG

とみおか2年1組のみなさんへ
師範から一言

真ん中に赤いヒダサンショウウオのイラストがあって、とても印象的ですね。大きくてていねいな字で書かれていて読みやすかったですよ。写真もいい感じで入っていて、ヒダサンショウウオがどんな川に住んでいるのか、どんな顔をしているのかもよくわかりました。サンショウウオの産卵のシーンも詳しくイラスト入りで書かれていましたね。みなさんは、サンショウウオが卵を産むところをみたのかな?ヒダサンショウウオの卵から成体までの一生も図で表されていて、わかりやすいですね。

みなさんは教室でもヒダサンショウウオを25匹も飼っているんですね。どんな餌をあげているのかな?

サンショウウオの仲間は、きれいな水にすんでいるけれど、そういったいい環境はどんどん少なくなってしまって、サンショウウオの仲間も全国的に少なくなっていますよね。それを守るために、卵から育てて、もともとすんでいた川に放流しているみなさんの取り組みは、とてもステキなことだと思いました。毎年地道な活動を続けることは大切なことですね。

とっておきのゴシドウ

日本には、地域ごとにいろいろな種類のサンショウウオが、山奥だったり、里山だったり、様々な環境にすんでいるのは知っているかな?種類によって住んでいる環境がちがうのですね。卵をつつむ袋の形も種類によって違うので、卵の袋の形をみると種類は何かというのがある程度わかります。他の種類のサンショウウオの卵の形もぜひ調べてみてください。

みなさんは毎週野外調査もやっているんですね。すごいな。ヒダサンショウウオを捕まえて、数を数えているのかな?きっと何年か続けているのでしょうね。みなさんが調査をやる前は、みなさんの先輩たちが続けてきたのかな。その調査の結果のデータを使って、調査を始めた時からのサンショウウオの数の変化などをグラフに書いてみたりしたらどうでしょう?昔と比べて増えているのか、減っているのか、減っているとしたらどうしてなのか、みんなで考えてみるのもとても大切なことです。
みんなが放流しているおかげで増えているのかもしれないし、放流していても数が変わらないかもしれません。その調査の結果をみながら、これからどんなふうにヒダサンショウウオを守っていけばいいのか、考えるための大事な一歩になるかもしれませんよ。

 

中西師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
taue-e2.png

ご意見ご感想もお待ちしております!
101-0032 東京都千代田区岩本町1丁目10-5 TMMビル5F
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5829-6359 FAX:03-5829-6190

Email: j-ecoclub@jeas.or.jp

師範紹介ページはこちら! その① その②

2018年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201901062018.html
2017年の壁新聞道場一覧はこちら 
http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201801121459.html
2016年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201703311342.html
2015年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201603301552.html
2014年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201501071712.html

2013年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html