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【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!福島県

2018.05.16 掲載

福島県は「湖南エコクラブ」さんから応募があったよ!
今週は品川師範です。よろしくお願いしまーす!


郡山市「湖南エコクラブ」
7福島県 18-07-01.JPG


湖南エコクラブのみなさんへ
師範から一言

壁(かべ)新聞紙面では新聞名を上段(じょうだん)中央に書いて,三つの記事の見出しをそれぞれ記事の先頭におくオーソドックスなレイアウトを採用(さいよう)しています。しかし,この三つの記事が次第に発表会へつながっていくところにこの新聞の面白さがあります。まず,猪苗代湖の南にある鬼沼の魚類調査(ちょうさ)で外来種のオオクチバスとブルーギルを見つけたことです。

次いで猪苗代湖の水質(すいしつ)調査をしています。一番鬼沼に近い青松浜における水質がよくないことがわかりました。さらに志田浜のCODの変化をみせて水質(すいしつ)が少しずつ悪くなっていることを見つけています。それから水質悪化の原因(げんいん)を考えています。生活排水(はいすい)の流入,浄化設備(じょうかせつび)の不足,腐敗(ふはい)したヨシによる水質悪化なども考えていますね。この「考える」ということはとても大切なことです。
いろいろな壁新聞を見る機会がありますが,考えることを書いている壁新聞はあまりないので価値(かち)がありますよ。
最後にきれいな猪苗代湖をとりもどすために,青松浜のゴミ拾い,汚れた水を減らす工夫をしたり,油を川に流さない,などはすぐにでもできることで,このような活動を猪苗代湖子ども交流会で発表していこうとしているのはすばらしい気づきです。

とっておきのゴシドウ

調査(ちょうさ),検討(けんとう),提言(ていげん)という順番に壁新聞が構成(こうせい)されていて,とてもわかりやすい新聞になりました。でも,原稿(げんこう)用紙に文字をかいたために,単調な紙面となりましたね。こんな時に使うのは色文字,色帯などです。見出し文字も色文字にして,中くらいの大きさの文字を使うなどの工夫が欲(ほ)しいですね。

ちょっと残念なのは,調査でつかまえた水生生物の写真がよくわかりません。こんなときはスケッチでもいいのですよ。
自然の生き物をスケッチするのは,学校でもなかなか取り上げていませんので,こんなときはスケッチがいいと思います。

品川師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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