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【壁新聞道場!】たのもーーーう!北海道

2016.10.12 掲載

北海道からは2枚の応募があったよ!
今週は池田師範です。よろしくお願いしまーす!

釧路市「こどもエコクラブくしろ」 羽幌町「北海道海鳥センター・ジュニアレンジャー」
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こどもエコクラブくしろのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━

小見出しやレイアウト、イラストにいたる細かいところまで、こだわりが感じられ、活動20年にふさわしい新聞に仕上がっていると思います。活動スケジュールに天気と気温が書かれているところなども、日本中の友達が新聞をみるのでとても参考になります。7月、8月の夏でも30℃を超えていないので、北海道のすずしさが分かります。

トンボは観察イラストとなっていますが、写真をさつえいしてそれを見ながら描いたのでしょうか?胸部のもようまでスケッチしているので、トンボの観察になれていることがうかがえます。イラストを描くことは、トンボを見分けるためのとくちょうを覚えるのにとてもいいですね。

私の住む神奈川では、県内の水辺のある自然豊かな公園では、アキアカネ、ナツアカネ、マユタテアカネ、コノシメトンボなどをよく見かけます。赤トンボではありませんが、よく間ちがえられるショウジョウトンボとウスバキトンボはとても多く飛んでいます。ウスバキは北海道では9月頃でしょうか?!

私の生まれ育った関東では、子供の頃からザリガニといえば、アメリカザリガニでした。ニホンザリガニやウチダザリガニを野外で見ることはありません。そのアメリカザリガニも外来種であり、日本中に広がっていますね。駆除するための活動もいたるところで行われていますが、あっという間に広がったほど日本の環境に適応していて繁殖力が高いので、ゼロにするまでは大変です。釧路湿原の水辺環境とそこにくらす在来生物を守るためにも、ウチダザリガニの調査防除活動をこれからもがんばってください。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

たくさんの「こどもエコクラブくしろ」のメンバーが新聞作りをしてくれたことと思いますが、文章は代表のメンバーが書いていますが個々メンバーの自筆ではないので、それぞれの記事やイラストは何人くらいでどのような分担で書いてくれたのかが分かりません。新聞のスペースもあると思いますが、記事の最後にかっこ( )で担当してくれた代表者の名前を書いたりして工夫をしてみてください。

外来生物3原則として書いてある「飼ったり」「捨てたり」「広めたりしない」は大切ですね。ミシシッピーアカミミガメは大量に捨てられる恐れもあり、特定外来生物への指定が見送られています。一度、人の生活に入り込んでしまう(例えばペットとして)と色々なことを考えないといかなくなります。外来生物の問題だけでなく環境問題は、正解がないものもたくさんあるので、ぜひ意見を発信していってください。

 

北海道海鳥センター・ジュニアレンジャーのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━

ポスターのように配色が目立って、鳥たちが遠くからでも目にとまる新聞です。色紙を切りとって鳥をはり付けているので、立体的に見えます。記事をそれぞれの鳥(巣箱やネコ)の中に書いてあるのもいいアイデアだと思います。

マガンが1万4000羽もとんでくるとはすごいですね。フンをうけてしまうこともいい経験です。ところでこの飛んでくるマガンの数はどのように数えるのでしょう?飛んでいるときというより、飛び立つときあるいは沼にもどってくるときに数えるのかな。こんなにたくさんのマガンがくるのも、田んぼにエサがあるからなので、田んぼも含めた地域の自然を大切にしてください。

天売島での海鳥観察を通して、海鳥の生活環境や生態が分かってくると思います。絶滅危惧種であるウミガラスが暮らせる島でありつづけてほしいですね。ウトウは穴だらけのがけに帰ってくることや、ケイマフリがウトウの巣の近くにある岩場に昼間いることなど、ジュニアレンジャーのみんなにとっては当たり前の光景かもしれませんが、なかなかできる経験ではありませんし、観察力もすばらしいと思います。

年間をとおして、いろいろな観察の他に、巣箱や松ぼっくりクリスマスツリーつくりで自然と触れ合い、ゴミ拾いや海岸せいそうをするなど、たくさんの活動をしてくれました。これからも楽しく、海鳥のくらす環境を見守ってください。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

ネコの保護の活動は、海鳥を保護することにつながるのですね。ネコは元々は飼われていたものでしょうか?ネコが野生動物を食べてしまう問題は他の地域でもききますが、ネコの飼育のモラルの問題も含めていろいろな考えがあります。ネコは飼い主さんと家の中で暮らすのが良さそうです。人間のくらしに野生動物が関わることによっておこる問題はたくさんありますので、そういう問題にぶつかってしまったら、よく考えて話し合ってみてください。

スノーシューをはいての冬の動物さがしは、足あとを追ったり、木の冬芽をみたりとよい経験をしましたね。写真にうつっているみんなも暖かそうなジャケットを着ていますが、見つけた冬芽はどうでしたか?寒さから大切な芽をどのように守るかは種類によってさまざまなので、今度の冬もたくさん探して比較してみてください。動物の足あとをみると、動物に出会うことができなくても、どのように歩いて何をしたのか分かったりするので、想像をめぐらせてみてください。

池田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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