壁新聞道場! バックナンバー

壁新聞道場!

【壁新聞道場!】たのもーーーう!鳥取県 その②

2016.09.21 掲載

鳥取県は5枚の応募があったよ!その中から3枚をご紹介。
今週の板倉師範です。よろしくお願いしまーす!

鳥取県 その①

米子市「それ行け中海探検」 米子市「福米東小エコ隊」 日吉津村「イオン日吉津チアーズクラブ」
16-31-03.JPG 16-31-04.JPG 16-31-05.JPG

それ行け中海探検のみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━

それ行け中海探検のみなさん、こんにちは。

みなさんは、中海のためにいろいろな活動をしたのですね。私は、中海を知らなかったけど、たくさんの生きものがいる中海に行ってみたいな、と思いました。

それ行け中海探検のみなさんは、中海に今いる生きものを守りたいと思っているのですね。では、どうやったら守れるでしょうか?どんな事をすれば、水をきれいにできるでしょうか?そんな事をグループみんなで考えてみると、いろいろなアイディアが出ておもしろいかもしれません。

ちなみに、私は家から出る生活排水(せいかつはいすい)をきれいにするために、料理をした後のフライパンや、ごはんを食べた後の汚れたお皿を、新聞紙やいらなくなった布などで拭いてから食器あらいをしています。さらに、洗剤をつかわず、アクリルたわしであらうことで、なるべく汚れや洗剤を流さないようにどりょくしています!

みなさんは、お家でどんなことをしているかな。いいアイディアがあったらぜひかべ新聞にまとめてみてね。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

壁新聞の作成お疲れ様でした。

水質調査、水生生物調査、親子ほたる観察会、ゴズ(ハゼ)つり、水鳥観察会、ゴビウス見学、中海料理作り…と、本当にたくさんの体験をしましたね!これだけたくさんの体験をすると、きっと子どもたちの中海や生きものに対する愛着も湧きそうだな、と思いました。

一言にも書きましたが、たくさんの経験をして「中海を守りたい」と思ったら、次は、どうすれば守れるのか、を考え、実践する番です。グループで話し合うと、大人が思い付かないようなすばらしいアイディアが多々出てきます。一つ一つの意見と向き合い、実践できそうなことをうながせると、普段の生活を見直すきっかけとなるのではないでしょうか。

 


福米東小学校エコクラブ(福米東小エコ隊)のみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━

福米東小エコ隊のみなさん、こんにちは。地元の中海をきれいにするにはどうしたら良いか、と具体的なアイディアがたくさん出ていてすばらしいですね。

中海にかぎらず、昔に比べるといろいろな場所の川や海が汚れてしまっていて、とても悲しいですよね。でも、そこにすむ生きものは、きっと、もっと悲しいだろうと思います。そんな、動けなくて言葉も話せない生きものの代わりに、福米東小エコ隊のみなさんが声を大にして、この問題を地域の人や日本中の人々に投げかけてほしいな、と思いました。

私も、このかべ新聞を読んで、今の自分の生活をもう一回見直して、自分に出来るエコアクションをしようと思いました。

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

壁新聞の作成お疲れ様でした。中海の現状を知り、子どもたち一人一人が水をきれいにする対策を具体的に考えられていて、とても良い活動だったと伺えます。

私は、普段小学生やその親を対象とした環境に関するプログラムを企画することが多くあります。その時に感じることは、意外と大人の方も環境問題を知らないという事です。

そこで、たくさんのエコに関する知識をえたみなさんには、ぜひ大人向けや、地域の方向けに発表会をやってほしいと思いました!福米東小学校のみなさんの切実な思いにきっと大人も心動かされ、中海をきれいにしようと思う人がふえるのではないでしょうか。

ぜひ、これからもこの活動を続けてほしいと思います。いつか、中海がきれいな姿を取り戻せますように。応援しています!

 

イオン日吉津チアーズクラブのみなさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━

イオン日吉津チアーズクラブのみなさん、こんにちは。

今回の活動では、小松菜と水菜をそだてたのですね。私も、イネ(お米)をそだてたことがあります。植物をそだてることはとても大変ですが、立派に育っていますね。とてもよいかべ新聞が かんせいしましたね。

私は、中でも「食べきれなかったから、となりの人にもわけた」という行動がすばらしいと思いました。いま日本では、食べられるのに捨てられている食べもの(食品ロス)が1年で500万トン以上あるそうです。1日に計算すると、なんと1人が毎日おにぎりを1~2コ捨てているのと同じくらいの数だそうです。みなさんのように、分け合ったりしてムダを少なくできたらいいですね。

他にも、中海クルージングをしたり、海やお魚の事も学んだのですね。私は、お魚を守るための行動として「MSC認証(にんしょう)マーク」というのを知っています。これは、お魚をとりすぎないようにするためのマークです。気になったら、ぜひ調べてみてね。

サポーターへのとっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

壁新聞の作成お疲れ様でした。

イラストや写真が多く使われていたり、子どもたちの感想が書かれていたり、とても楽しい体験だったことがうかがえます。

とても楽しそうな雰囲気が伝わるのですが、もう少し、環境とのつながりについてふみ込めると、より内容の濃い壁新聞になると感じました。例えば、なぜ農業体験や中海クルージングをしたのか、や、その活動をすることで環境にどのような変化があるか、を記載したり、活動に参加した子どもたちはどんな学びがえられるか、活動を通してどのような感情や意見を持ってほしいか等を決めておくと活動がしやすいと思います。(私は、普段、環境問題等に関するプログラムを作っていますが、必ずゲーム等の遊びにも目的を設定しています。そうすることで、自分はどんな話をしたら良いのか、どのように伝えたら分かりやすいのかが明確になるのでおすすめです!)

活動の一つ一つに意味を持たせることで、教える側も子どもたちも、より学びが深まるのではないでしょうか。

板倉師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

kanu-er.png鳥取県 その①

ご意見ご感想もお待ちしております!
〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1-4-16 馬喰町第一ビル9階
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5643-6251 FAX:03-5643-6250
Email: j-ecoclub@eic.or.jp

師範紹介ページはこちら! その① その②

2015年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201603301552.html
2014年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201501071712.html

2013年の壁新聞道場一覧はこちら http://www.j-ecoclub.jp/kabe/201204191131.html