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【壁新聞道場!】たのもーーーう!三重県 その②

2015.10.14 掲載

三重県は6枚のかべ新聞の応募があったよ!その中からイオン四日市尾平チアーズクラブさんをご紹介。
今週は岡本師範です。よろしくお願いしまーす!

三重県 その① その③

四日市市「イオン四日市尾平チアーズクラブ」
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イオン四日市尾平チアーズクラブさんへ
師範から一言━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━

チアーズクラブのみなさんは、春、夏、秋に三滝川に入って、魚や虫などの生き物を網などでとって、生き物調査をしたのですね。とっても気持ちよかったのではないでしょうか?
すべって転んだり、石につまずいて転んだりした人はいませんでしたか?夏の暑い時は、もっと川に入っていたいと思うこともあったでしょう。

自分たちがつかまえた魚や虫の絵を書いてくれました。自分の目で見た通りを書いてくれましたね。オイカワの絵が5月、7月、10月でちがうことは、同じ人が書いたのではなくて、それぞれちがう人が書いたのでしょう。良いことですね。みんなが参加して活動していることが分かります。

魚の絵とくらべると虫やその他の生き物の絵を書くのは、むずかしかったですか?ふだん見るチャンスが少ないから、すぐに書くのはむずかしいかも知れませんが、それぞれの虫や生き物のとくちょうはよくとらえて書いてありますね。魚や虫をとっている写真を見るとみんなが真剣に、一生けんめい活動していることも分かります。サポーターの人がこの魚は○○だよとか何がとれたかな?と教えてくれましたね。黄色いシャツはチアーズクラブのユニフォームかな?

チアーズクラブはメンバーが60人もいますので、たとえば3つのグループに分けて、三滝川の上流、中流、下流に分けて生き物調べをするとか、三滝川がややきれいな川のようですから、とてもきれいな川あるいはとてもきたない川とくらべて生き物調べをすると三滝川の良さがよく分かると思います。

生きものの説明をサポーターの人が書いてくれました。いくつかの生きものについて、チアーズクラブのみなさんが調べたことをみなさんが書いてくれると、いいなーと思います。自分で調べて、自分が分かったことを書くことは、とても良くみんなの頭に入ると思います。

ぜひ、生き物をとるだけでなく、調べるけいけんもこどもたちがすると良いと思います。

今回のかべ新聞では「太陽と自然」を発見しようとしたと思います。太陽の光をたっぷりとあびて成長したケイソウをエサにしていることで、太陽のありがたさが分かりますね。もっとほかにも太陽のありがたさを発見したことはありませんでしたか?太陽の光で水草がたくさん生えて魚たちの住み家ができていないだろうか?太陽で水が少しあたたかくなり、魚や虫たちが元気に動いていないだろうか?などなど

とっておきのゴシドウ★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★・・・・・・★

5月(春)、7月(夏)そして10月(秋)に見つけた魚や虫の絵を書いてくれましたが、春、夏、秋でどんなちがいがあったのだろうか?生き物の種類にとく ちょうてきなちがいがあったのだろうか?あるいはとれる数、量にちがいがあったのだろうか?魚や虫は川のどんな所で見つけたのかな?ガサガサやっている水 草の中かな?水の流れのゆるやかな所で見つけたのかな?石の下で見つけたのかな?あるいは、川の水の色やにおいにちがいはなかったですか?そんなことも書 いてくれると三滝川のきれいさ、きたなさが分かりますよ。三滝川の水質は、ややきれいと書いてありますが、どんなことからややきれいと分かったのかな?

環境省水・大気環境局と国土交通省水管理・国土保全局が編集した「川の生きものを調べよう」という本があります。この本にも書いてありますが、水が きれいか、きたないかを判定するためには、見つけた生き物の数を調べることが大事です。それと水のきれいさ、きたなさを判定するための生きものがどの位、 いるかを調べることがひつようです。たとえば、ややきれいな水にいる魚や虫は、アユ、カワムツ、ゲンジボタル、ヒラタドロムシ、スジエビ、コオニヤンマ、 コガタシマトビゲラ、オオシマトビゲラ、カワニナ、ヤマトシジミなどです。オイカワはきたない水に、アメリカザリガニはとてもきたない水に住んでいます。

水のきれいさ、きたなさを決める生き物がどのくらいいるかを表にしてまとめると良いと思います。

★☆サポーターの方へ☆★

一番下にきれいな海にしよう!!ごみの調査もしました。COを少なくしよう。と書いてあります。三滝川の生きもの調査から、とつぜん、海の話、ごみの話、COの話が書いてあるので、つながりが分かりません。チアーズクラブのこどもたちとは、よく話し合ったことだと思いますが、ぜひ、つながりが分かるようにして下さい。

壁新聞の中にこどもたちの生の声がなかったのがさびしいです。ぜひ、次の壁新聞には、こどもたちの活動をもっと前面に出して新聞作りをすると良いと思います。

岡本師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

エコまるjumping.bmpのサムネール画像

三重県 その① その③

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師範紹介ページはこちら! その① その②

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