活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年06月27日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

大雨で支流の櫨谷川では、上流からオオクチバスの幼魚が流されてきていたので、明石川でも流されてきていると思って調査をしました。2時間で、ミナミメダカの幼魚~成魚12匹、オイカワの幼魚7匹、コイの幼魚7匹、オオクチバスの幼魚4匹、タモロコの幼魚2匹、ドジョウの幼魚1匹、ナマズの幼魚1匹、アカミミガメの幼体3匹、ミナミヌマエビ350匹、スジエビ3匹、テナガエビ3匹、ヒラテテナガエビ1匹、アメリカザリガニ2匹、モクズガニ1匹、ハグロトンボの幼虫27匹、コオイムシの幼虫~成虫5匹、ヒメガムシの成虫1匹、ガガンボの幼虫1匹がとれました。オオクチバス、コイ、アカミミガメ、アメリカザリガニは、駆除をしてナーセリーの畑の肥料に持って帰りました。河原の野生のタコノアシの調査もしました。とてもたくさん増えていたので、うれしかったです。河原を飛んでいた大きな黒いアゲハをタモ網でとって、クロアゲハだとわかりリリースしました。

参加者のようす

明石川で調査をしていると、興味のある人がおりてきて、ぼくたちがつかまえたアカミミガメの幼体の写真を何枚もとっていました。その人は自分が子どもだった頃のまだ堤防のない土でできた土手だった明石川の話をしてくれて、ぼくたちは今の明石川の生き物の話をしました。ぼくたちが知らなかった明石川を知ることができました。みんな真剣に調査をがんばったので、オオクチバスなどの外来種がとれてよかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

新型コロナウイルス対策のために、調査の時にもマスクをしています。熱中症対策のために、はなれていて話をしなければマスクを外せるけど、調査の時は確認など、どうしても話をしてしまうので、マスクをしている場合がほとんどです。今日は、アクアリウムのフェイスシールドを使って、調査の時にぼくともう1人のメンバーが、マスクのかわりに試してみました。口元がむれなくて、とても気持ちよく調査ができました。

その他

報告担当:IK(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
みなさんの予想通り、明石川でもオオクチバスの幼魚が流れてきていたようですね。最近、全国では大雨が降っていますが、みなさんの地域はどうでしょうか。雨の後はまた生き物のようすが変わるかもしれませんね。
これから暑い時期となり、マスクをしながらの野外活動は大変だと思います。写真で見ると、フェイスシールドはなかなか良いですね。体調管理にも気を付けて活動していきましょう。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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