活動レポート

活動レポート

田中川水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年06月20日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川水路

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

グッピーの駆除をするため、今日もグッピーがいる水路で調査をしました。40分間で、グッピーの幼魚~成魚38匹、ヌマガエルのオタマジャクシと成体3匹、トノサマガエルの成体2匹、ミナミヌマエビ25匹、カイエビ20匹、ホウネンエビ3匹、ガムシの幼虫21匹、コオイムシの幼虫~成虫18匹、イトトンボの幼虫1匹がとれました。グッピーは、飼うためにみんなで分けて持って帰り、ほかはリリースしました。水路で調査をしたあと、近くの田んぼでカブトエビを観察しました。

参加者のようす

みんなは水路におりて、どろだらけになって必死でグッピーをとっていました。私は少しはなれた所でとっていたので、どろがかかりませんでした。小さな水路にグッピーや水生生物がたくさんいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

田んぼはたくさんあるけど、カブトエビのいる田んぼは1つだけでした。まわりのカブトエビがいない田んぼの水は透明で、カブトエビのいる田んぼは、たくさんのカブトエビが動きまわっているので、田んぼの水はにごっていました。田んぼの水がにごっていると、田んぼの中に雑草が生えにくくなって田んぼのためにもいいと教えてもらいました。私はカブトエビを初めて見たので手ですくってつかまえて観察したら、うらがわの足の生えている所が気持ち悪くておどろきました。

その他

報告担当:TK(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
田中川の水路の調査、今回も泥だらけになりながらがんばったのですね。おつかれさまです。
水路にはまだまだグッピーがいるようですね。水温も高くなって、たくさん幼魚を生むだろうから、これからも油断できませんね。
この時期は田んぼのイネがすくすく育つ季節ですが、生きもののうごきも活発になります。今回の顔ぶれを見ると、カエルとオタマジャクシがいたり、コオイムシ、ガムシ、イトトンボなどの昆虫もたくさんいてにぎやかですね。
とくにこの時期らしいなあと思うのは、ホウネンエビ、カイエビと田んぼのカブトエビです。だいたい同じころに田んぼのまわりで見られるようになります。なまえに「エビ」とついているけど、3つともあまりエビに似ていないですね。
この中でとくに大きくて目立つのはやっぱりカブトエビでしょう。TKさんが、うらがわの足が気持ち悪いと書いているので笑ってしまいましたが、ひっくり返すとたくさんの足がならんでいて、たしかにびっくりします。しっぽはクネクネ動くし、せなかの甲らはいがいとやわらかいし、おかしなことだらけの生きものです。
わたしも前から、田んぼはどこも同じように見えるのに、なぜカブトエビは毎年同じ田んぼにだけいるのかふしぎに思っていました。
そのへんがもしわかったらおしえてください。また調査のレポートをたのしみにしています^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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