活動レポート

活動レポート

田中川水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年06月16日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川水路

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

前の調査でグッピーがいた田中川の小さな水路で調査をしました。学校がずっと6時間になって30分しかできなかったけど、グッピーの幼魚~成魚53匹、ミナミヌマエビ28匹、コオイムシの幼虫~成虫25匹、ガムシ類の幼虫4匹、ヒメガムシの成虫1匹、イトトンボの幼虫1匹がとれました。グッピーは飼うためにみんなで分けて持って帰り、ほかはリリースしました。

参加者のようす

こことつながっている近くの用水路には、ミナミメダカがたくさんいるので、グッピーをなるべく多く駆除をしようと、短い時間の中でみんなで集中して一生懸命がんばりました。グッピーのメスの成魚が多く、産んだばかりの幼魚もたくさんいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

調査をしていると、グッピーを放流しているという人が来たので、小田さんとぼくと3人でお話をしました。その人は、家でグッピーを飼っていてたくさん増えたので、きれいだからいいだろうと思って水路に逃がしたと言っていました。「グッピーはきれいだけど外来種で、春~秋は繁殖力が強くて、メダカが食べる餌を食べてしまったり、メダカのすみかをうばってしまうので、日本の在来種を守るためにグッピーの駆除をしています。」と言うと、わかってくれて「これからは逃がさないようにします。」と言ってくれたので、とてもうれしかったです。この水路には、まだまだグッピーがいるので、これからも調査を続けます。

その他

報告担当:NR(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。学校が毎日6時間目まであるのは、休校が続いた影響ですか?大変ですね。でもあせって活動して、ケガをしたり、物をこわしたりしないように気を付けて下さいね。
グッピーを放流している人とお話ができて、外来種のことを理解してもらえて、よかったですね。放流してた人も、軽い気持ちだったと思いますが、みなさんの活動や気持ちを知って、新しい考えを持ったと思います。一人ひとりの行動が変わることが、大きな変化になっていくことを象徴するような出来事だと感じて、素晴らしいと思いました。
放流していた人も、周りの人に広めてくれるといいなと思います。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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