活動レポート

活動レポート

カエルの合唱

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2020年05月11日

実施場所:

水戸市

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

急に暑くなりました。この時期、夕暮れ時に水戸の水田地帯に出向くと、カエルの合唱を視聴することができます。
もっともポピュラーなカエルは「アマガエル」です。水田の稲と水辺を行き来しています。
やや大型で、全国的にトノサマガエルと呼ばれてしまうのが、関東に生息する「トウキョウダルマガエル」です。トノサマガエルは関東地方と宮城県の仙台平野にはすんでいません。主に、上記を除く本州から九州以南に生息しています。

参加者のようす

トノサマガエルとトウキョウダルマガエルとの違いは、トノサマガエルはお腹が真っ白で模様がはいりません。
また、後ろ足の中指が上から見ると鼓膜(こまく)に達することで区別されます。
もう一種類、この時期にみられるのは、シュレーゲルアオガエルです。このカエルは、豊かな森林ときれいな湧水と水田がセットになった里山に生息しています。体は模様のないきめ細やかな美しいグリーンです。卵は水田の畦や川の水際に泡を産み付け、その中に卵が入っています。


感想・気づいたこと・考えたこと

これからの時期は、初夏の水辺の観察に適した季節です。
クラブメンバーが保全しているホタルも発生してきますので、観賞とともにカエルの調査なども行ってみるとよいと思います。

逆川こどもエコクラブのみなさん、こんにちは。
まちに住んでいるとカエルの合唱はなかなかきくことがないですね。わたしは九州のいなかで田んぼにかこまれて育ったので、カエルの声をきくとなつかしいです。
水田地帯でたくさんのカエルが鳴いているのを気をつけてきき比べしてみると、今回みなさんがレポートで教えてくれたように、いくつかの別のカエルの声がまじっているのに気づきます。
アマガエルは雨がふりそうなとき、木の上から声がきこえてきたりしますね。オタマジャクシは田んぼにいるのに、ずいぶん移動するんだなと思います。
そして、水戸の水田ということで、トウキョウダルマガエルもいるのですね。わたしはまえに栃木県に住んでいたので見たことがありますが、トノサマガエルと見分けがつきませんでした。レポートの写真を見ても、やっぱりむずかしいなあ・・・。
シュレーゲルアオガエルはなぞのカエルですね。鳴き声がきこえたあたりをさがしても、ぜんぜん見つかりません。いつのまにか泡につつまれた卵が産みつけられています。
これから暑くなりますが、すずしい夕暮れの観察はきっと楽しいでしょう。足もとなど、安全にはしっかり気をつけてくださいね。また、あたらしい発見があったらレポートで教えてください。よろしくお願いします。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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