活動レポート

活動レポート

田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2020年02月04日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

田中川用水路で、20分間調査をしました。ミナミメダカの幼魚~成魚30匹、オイカワの幼魚~若魚6匹、ドジョウの若魚1匹、ミナミヌマエビ120匹、アメリカザリガニ1匹、モクズガニ1匹がとれました。ミナミヌマエビの中に、赤い色がとてもきれいなミナミヌマエビが1匹いました。アメリカザリガニは、学校で飼っているオオクチバスのえさに持って帰りました。

参加者のようす

寒い中、みんなで調査をがんばりました。NRさんと小田さんが、用水路の深くなっているところでミナミヌマエビやミナミメダカやオイカワをたくさんとっていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

冬は、用水路のあさいところの生き物の数がへって、深くなっているところに集まってきて、冬をこしていることがわかりました。

その他

報告担当:KS(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
いつものように明石川支流の田中川用水路で、生き物調査をしたのですね
寒い中で冷たい水に入っての調査は大変だったでしょう、おつかれさま!
この寒さでも深いとこでたくさんの生き物がとれたのですね。どうして生き物は深いところに集まってたんだろうか。水は深いところの方が冷たくないことを魚やエビたちは知ってるんだね。そしてNRさんや小田さんをはじめ、みんなも経験で知っていたんだね。
冬は水の深くなっているところに生き物が集まってきて冬をこしていることがわかったことと、ミナミヌマエビの赤い個体を見つけたことが今回の成果ですね。
ミナミヌマエビは、もともとアスタキサンチンという赤い色素を持っていますが生きてるときはそれがタンパク質と結合して青灰色に変わりほとんど色がついていないのがふつうです。でも何百匹か何千匹に1匹くらいの割合で色素が出てきてて真っ赤なミナミヌマエビの個体が見つかることがあります。生き物ってふしぎでおもしろいね。
また報告してくださいね。待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

999 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧