活動レポート

活動レポート

明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年12月14日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流で調査をしました。1時間で、オイカワの幼魚~成魚87匹、カマツカの幼魚35匹、ドジョウの成魚1匹、ギンブナの幼魚1匹、ゲンゴロウブナの幼魚1匹、ミナミヌマエビ120匹、テナガエビ1匹、イトトンボの幼虫13匹、シオカラトンボの幼虫6匹、ハグロトンボの幼虫4匹、ギンヤンマの幼虫3匹、コシボソヤンマの幼虫2匹、ガガンボの幼虫2匹がとれました。ゲンゴロウブナは、ぼくが飼うために持って帰り、ほかはぜんぶリリースしました。そのほかに、30分かけて外来種のキクイモの芋をスコップで掘りました。1株でたくさんとれました。明石川の河原で、これ以上増えないように小さな芋も残さずにとりました。

参加者のようす

みんな、ゆかいに楽しく調査ができました。今日は、在来種のギンブナと国内外来種のゲンゴロウブナの両方がとれたので、体高、えら、うろこの色、目の向きを見比べて、違いがちゃんとわかったのでよかったです。メンバーが、「いろんな生き物がとれて楽しい!」と、言っていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

調査で、神戸市絶滅危惧種のドジョウやギンブナがとれてうれしかったです。それと、河原にも神戸市絶滅危惧種の野生のタコノアシがたくさん生えて増えていたのでうれしかったです。キクイモの芋は、洗ってスライスして素あげにしてキクイモチップスにして食べました。とてもおいしかったです。

その他

報告担当:NR(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
日ごろからがんばっている、明石川での調査でしたね。12月上じゅんでしたが、水は冷たくなかったでしょうか?いつも元気に楽しく調査を行っているので、感心してしまいます。
今回も短い時間でたくさんの生き物を確認することができました。トンボ類の幼虫は来年りっぱな成虫となって、明石川の周りを飛んでいるでしょうか。楽しみですね。
今回の調査では、植物、動物ともに在来種と外来種を確認することができたとのこと。在来種のギンブナと国内外来種のゲンゴロウブナの体のとくちょうが比かくできたということですが、体のとくちょう以外にもこの2つの魚はなにかちがうところがあるのでしょうか?もしくはにているな、と思うところはありましたか?
外来種とよばれる生き物が問題となるのは、外来種が在来の生物や自然に悪えいきょうをおよぼすことがあるからです。ゲンゴロウブナが増えることで、ギンブナのような在来種にはどのようなえいきょうがあるのかな?
みなさんの活動で、むかしから明石川のまわりに生息していた生き物たちが、だんだんと増えてきているとはうれしいですよね。これから本格的な冬が始まります。体調に気をつけて、楽しく元気に活動を続けていってください。レポートも楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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