活動レポート

活動レポート

櫨谷川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年09月02日

実施場所:

神戸市 明石川支川櫨谷川

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

櫨谷川で40分間調査をして、オイカワの幼魚~成魚212匹、ドンコの幼魚1匹、カワヨシノボリの幼魚1匹、ウシガエルの幼体1匹、ミナミヌマエビ450匹、コオイムシの幼虫~成虫5匹、シオカラトンボの幼虫4匹、ハグロトンボの幼虫3匹、ウスバキトンボの幼虫と成虫2匹、コヤマトンボの幼虫1匹、イトトンボの幼虫13匹がとれました。前のときは、ウシガエルのオタマジャクシが大量発生していましたが、今日はウシガエルの幼体が1匹とれただけでした。ウシガエルは駆除をして肥料にするために持ち帰り、オイカワの成魚2匹は学校の水そうで展示するために持ち帰り、ほかはリリースしました。

参加者のようす

みんな調査をがんばって、オイカワの幼魚や水生昆虫がたくさんとれました。この前は、ウシガエルのオタマジャクシがたくさんとれたので「大丈夫かな」と思って心配していたけど、いつもの川の状態にもどっていて安心しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

オイカワのきれいな婚姻色のオスの成魚ときれいなメスの成魚がとれたので、学校の水そうに展示するために学校に行きました。魚たちを水そうに入れると、とてもうれしそうでした。病気を予防する薬も入れました。みんなに見てもらえるのが楽しみです。

その他

報告担当:KJ(小4)

玉一アクアリウムのみんなへ、報告者KJさんへ
ミナミヌマエビが450匹とかオイカワが212匹とか、短時間でたくさんの生きものがとれましたね。
みなさんが調査している櫨谷川の生たいけいが豊かになってきていることのあらわれでしょうか。
私がみなさんと同じ小学生だったころ(今から50年くらい前)、夏、夜になるとウシガエルが家の周りの田んぼでうるさいくらい鳴いていました。何でも食べてしまい、その地域の生たいけいをこわしてしまうことから、2005年に特定外来生物に指定されましたが、当時は「食用ガエル」と言って売られていたんですヨ。
今回、幼体が1匹とれただけとのこと。前回、たくさん確認されたオタマジャクシは、どこに行ったのでしょうかネ? 回りに広がっていなければいいのですが・・・みなさんはどこに行ったと思いますか?
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

246 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧