活動レポート

活動レポート

仕掛けの引き上げと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2019年05月04日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

11人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

4つの仕掛けを引き上げると、合わせてクサガメの未成体~成体5匹、アカミミガメの未成体1匹が入っていました。どちらも外来種ですが、クサガメはリリースして、緊急対策外来種のアカミミガメは駆除のために持ち帰りました。タモ網の調査では1時間で、オイカワの幼魚~若魚120匹、カマツカの幼魚~若魚14匹、コイの幼魚6匹、ナマズの幼魚5匹、チュウガタスジシマドジョウの幼魚~若魚3匹、コウライモロコの幼魚1匹、ミナミヌマエビ110匹、スジエビ8匹、アメリカザリガニの幼体3匹、モクズガニ4匹、ハグロトンボの幼虫14匹、イトトンボの幼虫2匹、サナエトンボの幼虫2匹、シオカラトンボの幼虫1匹がとれました。それから川の茂みでナマズの卵が何個もとれました。アメリカザリガニは、学校で飼っているニホンウナギやオオクチバスの餌に駆除をかねて持ち帰りました。

参加者のようす

早朝7時からの活動でしたが、たくさんのメンバーが来ていました。小田さんからアカミミガメのオスとメスの見分け方の話をメンバー全員は興味深く聞いていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

たくさんのメンバーが長靴で砂地を歩いたことで、カマツカが死んでしまうということがありました。川に入る時は、砂地に気をつけたり、調査に夢中になって川を荒らすことのないように気をつけたいです。またアカミミガメやアメリカザリガニを駆除したり、チュウガタスジシマドジョウの生息を確認することが出来て嬉しかったです。

その他

報告担当:KK(中1)

玉一アクアリウムのみなさんへ、そしてKKさんへ
明石川中流調査と、しかけの引き上げ作業を報告してくれてありがとうございます^^
早朝7時からの活動ということでしたが、たくさんのメンバーが調査に夢中になるほどたくさんの生きものを調査して、確認することができましたね^^
今回調査している間にカマツカが死んでしまったという残念なことがありましたが、調査に夢中になることで調査地を荒らすことがないように気をつけることに気がつけたことは、今回の収かくだと思いますよ。
ぜひ調査をこれからもがんばるとともに、一人ひとりのマナーも大事に育ててくださいね^^
みなさんからの次回の報告も、楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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