活動レポート

活動レポート

染河内川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年10月13日

実施場所:

宍粟市 揖保川支側染河内川

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

揖保川漁協のあゆ赤ちゃんセンターでアユの採卵をさせてもらったあと、揖保川上流の染河内川で1時間30分調査をしました。いつもアクアリウムがお世話になっている漁協の木南さんも、ぼくたちの調査をしているようすを見てみたいと見学に来ました。カワムツの幼魚450匹、ヨシノボリ類の幼魚~成魚42匹、アブラハヤの幼魚3匹、オヤニラミの幼魚1匹、シマドジョウの成魚1匹、サワガニ32匹、ミナミヌマエビ6匹、カワゲラの幼虫37匹、モンカゲロウの幼虫18匹、ヒゲナガカワトビケラの幼虫8匹、サナエトンボの幼虫7匹、コオニヤンマの幼虫5匹、ハグロトンボの幼虫4匹、カワトンボの幼虫2匹、コヤマトンボの幼虫1匹、コシボソヤンマの幼虫1匹がとれました。オヤニラミ1匹をメンバーが飼うために持って帰り、ほかはリリースしました。

参加者のようす

水深が深い所とあさい所があるからみんなでいっしょに深い所は行かず安全にしんちょうに調査をしました。オヤニラミなどめずらしい魚をとろうとがんばっているメンバーが多かったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

いつもの明石川とはちがって水がとてもつめたかったので、すべってこけてぬれたらかぜをひくなと思いました。とちゅうダムのようなところがあって、たきになっていてきけんだなと思いました。

その他

報告担当:TY(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
こんなに多くの種類や数の生きものが採集できるということは、その川にはもっとたくさんのものすごい数の生きものがいるということですね。スゴイ!
同じ川でも季節や時間をずらして調査をすると、季節や時間で生きものの種類がちがいます。
たとえばトンボが多い時期は川の中にはヤゴが少なく、トンボが見られなくなると川の中にはヤゴが多くなります。つまり同じ生きものでも季節によってすんでいる場所や形態(けいたい)が変わるのです。
他の魚などでも幼魚の時は川のあさいところの草や藻(も)のある所、成長すると川の瀬(せ)や、深いところに移動します。季節によって水温が変わるとまた場所が変わります。そういったこともデータに残していってください。また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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