活動レポート

活動レポート

霞ヶ浦湖上体験

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2017年11月12日

実施場所:

茨城県霞ヶ浦

参加メンバー&サポーター数:

48人

活動の分野:

  • 水

SDGs:

活動内容

湖沼として全国二位の面積を誇ります、霞ヶ浦の水質や生物を学ぶため、水質検査や洋上調査体験を行ってきました。このツアーは、茨城県が学校や、団体を中心に広く公募している環境学習で、県内多くの子供たちが既に体験しています。逆川こどもエコクラブとしては、5年ぶり3回目の参加となりました。朝8時過ぎに水戸を大型バスにて出発、霞ヶ浦環境科学センターに到着後、早速、水質検査の教室へ。

参加者のようす

水質検査では、霞ヶ浦環境科学センターの方から、川や湖沼を汚濁する生活排水の話を聞きました。その後、持参した千波湖の水、千波湖周辺の湧水と、先生方が用意していただいた霞ヶ浦の水と醤油を1万倍に薄めた水でCODのパックテストを行っていただきました。実験では私たちの予想に反して、「醤油を薄めた水」が環境や生物にとって一番悪影響を及ぼしていることが分かりました。実際に、実験をすることで子供たちの興味関心は高まりました。次に、係の方に館内を案内して頂きました。昔は、霞ヶ浦の水を使って洗濯をしていたり、海水浴の代わりに湖に入っていたことなど、霞ヶ浦の歴史を教えて下さいました。時代と共に霞ヶ浦やその周辺の水辺環境が大きく変化していたことに、子どもたちは驚きを隠せない様子でした。

感想・気づいたこと・考えたこと

午後には、霞ヶ浦の観光船「ホワイトアイリス号」で洋上体験へ出かけ、プランクトン採取や採水体験を行わせていただきました。来年は世界湖沼会議2018が、この霞ヶ浦を中心に、私たちのクラブがある水戸の千波湖もサテライト会場になっていきます。霞ヶ浦の現状を知ることができて、今後の活動に活かせます。

その他

指導いただきました先生方、ありがとうございました。

逆川こどもエコクラブのみなさん、報告ありがとう。
「醤油を薄めた水」が環境や生物にとって一番悪影響を及ぼしていることが分かりました。」とありましたが、醤油は1万倍に薄めたとしても薄め方がまだ不足ということなのか、CODが同じ数値でも醤油を薄めた水は何らかの理由で水生生物にとって有害だということなのか、どちらなのでしょう?興味があります。
霞ヶ浦の湖上観察、気持ちよさそうですね。「広く世界をみる」気持ちになりますね。プランクトン採取や採水の現場体験もとても貴重な経験でした。机上の勉強だけでは実際の役にたたないこともあります。実際にやってみて「できる自信」をもつこと、またその経験が幅広く考える材料になります。
霞ヶ浦を昔のようなきれいな湖にに戻せるといいですね。現在はいろいろな技術が発達してきています。その延長線でも浄化の見込みはあると思いますよ。どんなことが一番の課題なのか、みんなで考えてみましょう。
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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