活動レポート

活動レポート

高知県仁淀川1泊研修5 物部川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年07月31日

実施場所:

高知県香美市 物部川用水路

参加メンバー&サポーター数:

8人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

小田さんの高校時代の担任の先生の家を訪問した時に、先生の家の畑のを物部川用水路が流れていたので、調査をさせていただきました。30分間で、オイカワの幼魚30匹、ドジョウ20匹、トサシマドジョウ3匹、アカハライモリ5匹(幼生1匹)、サワガニ20匹、カワニナ5匹、スクミリンゴガイ1匹がとれました。毎年、数は少ないけど、ゲンジボタルも出現すると教えていただきました。

参加者のようす

この用水路は、他の場所は全部コンクリート3面張りで、上部をふさがれて道路の下にかくれているけど、先生のところだけは底が砂や泥で、土手はゆるやかな手作りの石組みになっています。先生は環境を守るためにがんばっているので、奇跡の用水路になっています。

感想・気づいたこと・考えたこと

用水路調査でアカハライモリが普通にいた事と神戸では見られないトサシマドジョウがとれたことにびっくりしました。この用水路は、魚が住みやすく手入れされていたのですが、トサシマドジョウは、流れがあり砂利がつもっている所にすみ、アカハライモリは流れがなく泥の所にいました。用水路の中でも住んでいる所が違うことがこの調査でわかりました。高知で調査することができてよい経験になりました。

その他

報告担当 NA(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
3面コンクリート張りの用水路でもきれいな水があり、良い環境が残されている場所には生き物が集まってくるのですね^^ 貴重な経験ができましたね。
たとえ他のところがあまり良くない状態になっていても、ちゃんと整備できるところが少しでもあれば、良い環境になること、そしてそういうところを残すことが大切なことが分かりますね。
良い環境が減っていく中で、生き物たちは必死で良い環境のところを探して生きているのですね。私たちも少しでも環境を守るためにがんばっていきましょう。毎日の生活の中でもできることはたくさんあると思います。ぜひ考えてみてください。
メンバーそれぞれからの研修のレポート、楽しく読ませてもらいました。ありがとう!また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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