活動レポート

活動レポート

防空壕見学と平野大池用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2017年02月18日

実施場所:

神戸市 平野町の山林 平野大池用水路

参加メンバー&サポーター数:

11人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

小田さんの友だちの田中さんが、子どものころに遊んでいた山林にある防空壕に私たちを案内してくれました。近くの明石には川崎重工があり、空襲をおそれて防空壕を作ったそうです。田中さんは自分のおじいさんから食べ物をもって防空壕にひなんしたはなしを聞いたそうです。調査は40分間で、オイカワの幼魚35匹、ゲンゴロウブナ18匹、タイリクバラタナゴ8匹、ミナミメダカ5匹、タモロコ2匹、ミナミヌマエビ200匹、スジエビ7匹、アメリカザリガニ2匹、シオカラトンボの幼虫2匹がとれました。外来種のゲンゴロウブナとタイリクバラタナゴとアメリカザリガニは、エサ用と飼育用にもってかえり、ほかはぜんぶリリースしました。

参加者のようす

防空壕は家の近くにあると思っていたら、よそう以上に山の中にあって、道のないところもあり、たどりつくのに大変でした。防空壕は田中さんが知っているのは4つあって、ぜんぶがくずれていて、もとのままのすがたでは残っていなかったけど、一番広いところでは20人近くはいれるところもあって、戦争のときには、みんなこわかっただろうと思いました。防空壕を見学したあとは山をおりて用水路調査もみんなでがんばりました。私は用水路のゴミも拾いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

初めて、防空壕を見て、びっくりして、こうふんしたけど、山の中は、たくさんの植物がはえていて、いきいきしていました。用水路調査では、ゴミも少なくて、安心しました。これからも活動をがんばります。

その他

報告担当 IS(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、報告ありがとう。
平野大池用水路調査では、生き物の種類がゆたかでで自然がよくたもたれているようで、とてもうれしいことです。ゴミも少ないそうだから近くに住んでいる地域のみなさんが見守っているのがよくわかります。はくしゅ!!
ところで、みんなが生まれる前の大戦の時の防空壕は、自分をはじめ年よりにはなつかしい話です。戦争の時に命を守るのは、自分のうでっぷし、どきょうと、水、食料、ねん料、と防空壕でした。くずれかけていたということでしたが、そまつにしてはいけません。
70年の時をへて、こまったことに世界を見ると、また防空壕が役に立ちそうなふんいきを感じています。そうならないといいと心から思っていますが。
だから、くずれたところは修理するなどして、何かあった時のために備えるべきだと思いますよ。防空壕だけが備えではありませんが。
防空壕は夏すずしく、冬あたたかいのかな^^ よい経験でした!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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