活動レポート

活動レポート

明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2016年09月24日

実施場所:

神戸市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川の下流は、深くて川の中に入れないところがあるので、釣りで調査をしました。1時間で,
ゴクラクハゼ4匹、オイカワ3匹、ボラ1匹が釣れて、下流でも海と川のつながりを感じることができました。エサはミナミヌマエビとミミズでした。ぜんぶリリースしました。

参加者のようす

集合場所にあつまった時に、この前の釣りで駆除をした、ブルーギルとアメリカザリガニのからあげをみんなでまた試食しました。どちらもとてもおいしかったです。増水の水が引いたばかりだったから、みんなあまり釣れなかったけど、1人1人が、しかけやエサをくふうして、がんばっていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

大きなボラの群れがたくさん泳いでいきました。メンバーたちが「あの魚釣りたいな。」と言って水の中にミミズを入れていたけど、ボラたちはすぐににげてしまいました。オイカワは少し色がついているのをメンバーの1人が釣りました。私は、そのオイカワを見て、「色がきれいだな。」と思いました。釣れている人もいたけど、釣れていない人たちが「ぜんぜん釣れん!!」と言っていました。増水が引いてすぐだからあまり魚がいないんだと感じました。

その他

報告担当 IR(小5)

玉一アクアリウムのみんなへ、報告担当IRさんへ
活動レポートの写真を見ると、秋晴れの、野外活動には絶好(ぜっこう)の天気だったようですね。
釣果(ちょうか:魚釣りの成果)は、「今一歩」というところですか?
でも、釣れた魚のおもな生息域をみてみると、オイカワ(川の中流~下流域)、ゴクラクハゼ(下流域~塩分濃度の低い汽水域)、ボラ(海~河口の汽水域)と、ぜつみょうのバランスで釣れたことがわかりますね。調査した場所は、上流側から河口まで仕切りがなく、魚たちがそれぞれの住みやすい場所で自由に行き来しているのですね。
色のきれいなオイカワが釣れたとのこと。オイカワのオスははんしょく期(5月~8月)になると体の側が水色、腹がピンク、尾びれ以外のひれの前の縁(へり)が赤くなるとのこと。はんしょく期のなごりだったのかもしれませんね。
次の報告も待っています^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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