活動レポート

活動レポート

本当にタウナギを捕ってきた!

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2016年06月30日

実施場所:

クラブ部室

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

今年の学園祭、私達のクラブは『うなぎ-eel』というタイトルで展示発表します。ウナギに似て非なる魚を紹介したいと、「タウナギを捕ってくるぜ」とクラブ顧問のF先生は宣言し、奈良県まで出掛けました。はたしてその結果は?F先生が鼻の穴を拡げて「みんな集合!」と飼育室に集めました。行ってみれば、バケツに茶色いヘビのような魚が2匹。タウナギです。本当に捕ってきました。聞けば、元顧問のO先生と二人で金魚の養殖で有名な大和郡山市に行き、そこの用水路であっけなく捕れたそう。感心するやらあきれるやらです。

参加者のようす

学園祭に向けてホンモノを展示しようとする顧問の先生の執念を部員一堂が感じました。高校部長のSくんは「自分も飼いたい」とうらやましがっていましたが、タウナギは魚らしからぬ姿のため、多くの部員は怖々のぞいていました。それを見たF先生は「触ってみなさい。案外に硬いから。」と言って無理やり触らせられましたが、本当に引き締まった硬い印象の体でした。

感想・気づいたこと・考えたこと

タウナギは夜行性で昼間目にすることはめったに無いので、奈良県の地元の人もその存在をあまり知らなかったようです。タウナギはひれがなく、多くの人が嫌うヘビそっくりなため、その存在を知らないでいるのは、人にとってもタウナギにとっても幸せなことかもしれません。(ヘビは人に見つかるとよく殺されていますね)

その他

タウナギ類は熱帯域の湿地に見られる淡水魚で、東アジアでは中国・朝鮮半島・台湾・沖縄島に分布しています。奈良県のタウナギは外来種と考えられていますが、その由来はよくわかっていないそうです。

盈進中学高等学校 環境科学研究部のみなさん、報告ありがとう。
タウナギが2匹もとれてよかった!タウナギは中国、東南アジアでは食用になっているそうだが、白身ではなくむしろ黒身で日本では無視らしい(本当かな?^^)。
しかし自然の食物連鎖のなかに入って個体数は均衡しているのだろう。将来どうなるか、着眼していきたい点ですね。大量養殖できれば餌用のたんぱく源にはなるかな。
『うなぎ-eel』展示会の準備は着々と進んでいるのでしょう。みんなウナギに興味を持つような展示をするにはどんな工夫ができるか、私も楽しみにしています。
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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