活動レポート

活動レポート

アマモの種取りと生き物調査

清流女子 (三重県)

活動日:

2015年06月06日

実施場所:

鳥羽市浦村・海の博物館と周辺の海

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

50年で100分の1になってしまった、鳥羽のアマモ場の保全のために、種取りをしました。種の入っている茎を探して切り取ります。その後、海のゆりかごと言われるアマモ場に集まる生き物を探しました。

参加者のようす

強風のため、海での作業はとっても大変でしたが、今回は友人一家も一緒だったため、張り切っていました。生き物探しも楽しく出来ました。

感想・気づいたこと・考えたこと

昨年より人数も少なく、強風でなかなかしっかり作業もできず、潮も高めで入れない人も多かったですが、3万粒の種が集まったようです。
風を避けるため、例年と異なった場所での生き物探しでしたが、なかなか見つけられなかった…同じアマモ場でも好まれる場所があるのかな?数は少なかったけれど色々な種類の稚魚などが見つかり、海のゆりかご・保育園と言われるアマモ場の重要性がよく分かりました。

その他

作業後、数年前に種を植えたという場所を見せて頂きました。本当にこじんまりした範囲しか生えてなく…アマモ場がなくなるのは簡単でも、育生するのはとっても大変なんだと思いました。

清流女子のみなさん、活動報告をありがとうございます。
多くの方々が参加した大々的な活動だったようですね。アマモは浅い海に群生し、水をきれいにし、稚魚のすみかや産卵の場所になるなど、多くの生物にとって重要な生活環境をつくってくれています。それが、人間による埋め立て工事や水質の悪化により、こうした生育に適した場所が少なくなりアマモの数も激減していると言われています。みなさんの活動は、アマモを増やすだけでなく、魚の産卵場所や稚魚の育つ場所を育てることにつながっているすばらしいものなのです。
また、日本では太平洋側や瀬戸内海でアマモの保護活動が行われていますが、アマモは海域ごとにその場の環境に適応して独自に進化した系統に分かれています。そうした事実も知りながら、保護活動を続けていってください。では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
清流女子のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名清流女子
  • 所在地三重県
  • クラブの種類家族親戚

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