活動レポート

活動レポート

保護にかける情熱バスツアー その⑥

盈進中学高等学校環境科学研究部 (広島県)

活動日:

2014年02月01日

実施場所:

岡山市周辺

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

 岡山県でのスイゲンゼニタナゴ保護活動に学ぶバスツアーも終わり、帰宅のバスに乗り込みました。
 そのときに、またサプライズが起きました。一日岡山の状況について説明をして下さった専門委員の方が、「自分は川について説明したけれど、同じ市民の会のメンバーだから、謝礼は受け取れない」とばかりに、謝礼以上の採集道具や自然観察器具と図鑑・下敷きなどを段ボールいっぱいに詰めて先生たちに渡していました。「この景品をもとに帰りのバスでビンゴゲームをしてください」とのことでした。ビンゴゲームとはいってもカードが普通のものとは違い、数字の代わりに岡山の淡水魚の名前が書いてあるカードです。私たち部員が司会をさせていただきました。カードを配り、中心のアユモドキを抜いてスタートです。魚の写真カードを抜きあげ「シロヒレタビラ!」などと叫び、名前がある場所を消していってもらいました。

参加者のようす

 はじめに、ビンゴになったのは部員でした。フィールド観察を論文にまとめる方法という本です。観察ケースは、若い女性が、タモ網は会長が当たりました。市民の会の会長は、メダカの会のリーダーにねだられ譲っていました。いい人です。顧問のF先生は「干潟の生き物図鑑」がとっても欲しいらしく、他の人が選ぼうとするたびに「ワーワー」騒いでいます。大人げないです。無理矢理ゲットです。O先生は、私たちの司会進行を手伝ってくれた上に、ビンゴになってもしばらく我慢しています。下敷きになってようやく「ビンゴ」と叫んでいました。本当にやさしい人です。結局、司会した私と福山の生息地の地域でパトロールなどしてくださっている方々以外は、何かしらの景品をもらっていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

1.25種類の淡水魚でビンゴカードを何種類も作るだけで大変なことなのに、休日の午後に自分の車で案内してくださり、たくさんの景品まで準備してくださるなんて、すごくかっこいいと思いました。うちの2人の先生たちには、このかっこよさはありません。残念。
2.F先生は「干潟の生き物図鑑」をゲットした後、しばらく眺め、「持っとるわ」の一言。クラブに寄付することになりました。欲張るとこうなるんですね。
3.O先生は、パウチした「甲殻類の下敷き図鑑」を手にしつつも、「観察ケースをゲットした若い女性」に撮影のしかたを説明していました。楽しそうでした。
4.結局、いつも生息地をパトロールしてくれている福山の地元の人たちには全く何も当たりませんでした。そのことをO先生に言うと、「採集や観察道具と本だから、きっと当たってもビンゴって言わなかったんだと思うよ。」と答えてくれました。なんか、みんなやさしい心くばりのできる人ばかりだなあ、と思いました。

その他

 この文は高2女子部員が書きました。
 淡水魚ビンゴは、うちのクラブでも作っていこうと思います。

盈進中学高等学校 環境科学研究部の皆さん報告有難う。スイゲンゼニタナゴのいる川、用水路見学と用水路の工夫、その効果と経過の説明はわかり易い。浅瀬や深み、砂地の状態、産卵母貝が棲みやすい工夫、作って初めのうちは爆発的にスイゲンが増え、泥堆積でだめになるなど。また別の用水路は、魚の隠れ場をいたるところに作り、用水路全面が木でできているそうで興味深い。有難う。
エコまる
盈進中学高等学校環境科学研究部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名盈進中学高等学校環境科学研究部
  • 所在地広島県
  • クラブの種類学校のクラブ

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